ETC普及のための方策

2004年9月28日

先日、高知道の伊野〜須崎東を往復した時のこと。須崎東では十台近く、伊野では十数台が並んでいるのを横目に見ながらETCゲートをくぐりました。「ETCの魅力」でも書きましたが、これは快感です。でも、「ETCの魅力(その2)」に書いたように、ゴールデンウイークや盆、正月などの渋滞が予想される時は「ETC専用」のゲートが「ETC/一般」になってしまい、ETCの魅力が激減するのです。

高速道路の本線から料金所に向かう道はフォークのようですよね。本線から出たすぐの道路はフォークの柄の部分、そして料金所のゲートの手前はいくつかに分かれたフォークの突き刺す部分になります(実際には上下線が合流したりしてもう少し複雑だと思いますが)。この突き刺す部分が長いとかなり混雑していてもETC専用レーンにすぐに入れるのですが、短いと一般車と同じように渋滞に巻き込まれます。

ETCのメリットを生かすためにはこの柄の部分が2本になればいいなと思います。片方は一般車でもう片方がETC専用というわけです。でもこのためには相当な費用がかかります。そこであまり費用をかけない方法を考えました。渋滞時だけフォークの柄の部分に2車線分の流れを作るのです。例えば一般車は左側に寄って並ぶ、ETC車は右側をすり抜けていくという方法です。

ラッシュ時であれば今の道路幅でもこの方法が採れそうな気もするのですが、主要なインターチェンジだけでも少しだけ道路幅を広げてこの方法を訪してみてはどうでしょうか。こうすると隣をスイスイと走られる一般車の方にもETCの魅力がしっかりと伝わり、ETCの普及が進むと思うのですが。

「ETC普及のためなどと言ってはいるが、何のことはない、長い渋滞の横をすり抜けて快感を得たいという身勝手な欲望が出させた浅知恵ではないか。」と叱られそうですね。

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