昨日の朝日新聞に、「難しい漢字への抵抗感薄れる、PCなどの情報機器普及で」という見出しの記事がありました。仮名を簡単に漢字変換できる情報機器の普及で難しい漢字を使うことの抵抗感が薄くなったというような内容でした。その一方で本来の意味を理解している人は少数で、誤った使い方が普及している語句もあるとということが書かれていました。
その例として5つの語句が紹介されていましたが、その中で本来の意味を理解している人が最も多い「雨模様」でも、その数は38.0%、「檄を飛ばす」が14.6%、「姑息」にいたってはわずか12.5%でした。実はおじさんも「姑息」というのは、「ひきょうな」と言う意味だと受け取っていたのですが、実は「一時のまにあわせ。その場のがれ。」だと広辞苑(第五版)に出ていました。
「(月2回は更新するという約束を守るために)締め切り間際になって、たまたま目にした新聞記事を話題にして姑息な手段でお茶を濁そうとしているおじさんの場合は、誤用で解釈した方がしっくりくるんではないか」と言われそうですが、「台風10号がまともに高知に上陸して停電にでもなると更新ができなくなるので、しかたなく一時しのぎの話題で更新しておき、次回にじっくりと考えて更新しようと思っているんですよ。」
・・・・・・なんてことは誰も信じてくれないでしょうね(その前に、誤用でない「姑息」の使い方はこれでいいのでしょうか)。