家を建てるなら

〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

トイレの床材は設計士に感謝

2014年8月31日

家が完成して住みだしてから最初にご招待したのは家を建てるのに関わってくれた人たちです。だからお客さんで一番最初にトイレを使った人達ということになるのですが、その中の一人が「トイレの床が良い」と言いました。

その人は「トイレの床も板を使っているけれど、こぼれた後がシミになってしまうので、失敗だった。」と言うのです。そのことは全く考えてもいませんでした。

モデルハウスを見に行ったときは、もちろんトイレやクローゼットも全部見ました。当然床も見ていますが、トイレだけ床の材質が違うということに気がついた覚えはありません。気がつかなかっただけかもしれませんが。

前のアパートはトイレも含めて全体が同じフローリングでしたが、表面はビニールのような材質です。生家のトイレの床はタイルです。結婚してからはトイレの床に板を使っている家には住んだことがなかったのです。だから場所によって床の材質を変えるという発想は無かったのでしょう。

前回書いたように、床は設計士と相談して桧のフローリングと決めました。その時に設計士が「床はビニル床シート」にしますと言ってくれたのです。その時はそれがどのようなものか具体的なイメージはできていませんでした。

最初のご招待までには2ヶ月くらい経っていました。その間におじさんはシミの問題は気がつきませんでした。ご招待の後で試してみると、水を少しこぼしてみてもきれいに拭き取れるのです。

トイレの床は設計士の選んでくれた床材でとても満足しています。その他の場所では洗面台の前と浴室の前も同じように水に強い床材にしたら良かったかなと思います。不便だとは思いませんが、洗面台の前はやはり水が飛び散ります。浴室の前には足ふきを置いていますので、その部分が少し黒くなっています。台所も油はねなどもあるので床材を検討する余地はあると思います。

自分が経験して不便だと思っていることは設計に活かすことができますが、そうでない場合は気がつきません。設計士が気をつけてくれたのはラッキーだったと思っています。

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