子どもがやる気になる環境づくりに必要なものとは?
(1)競争させる
「子どもは競争が大好き。あの子よりできるようになりたい! その思いは、必ず子どもを成長させます」
(2)憧れの人を作る
「子どもにとって憧れの存在があるというのは、とても大切なんです。ああなりたい! その気持ちはどんどん成長につながります。2~3歳上のお兄さん、お姉さんの影響はとても大きいです。兄妹や近所にそういう存在がいない場合は、習い事などで、なるべく接する機会を作ることをおすすめします」
(3)褒めてあげる
「褒めてあげることは、自信につながります。“天狗になるのでは?”と心配されるかもしれませんが、中2~3年生くらいまでは天狗でいいんです。将来大きく育ちます。それは勉強じゃなくても、スポーツでも習いごとでもいいです。その自信は勉強に以降しやすいので、ぜひたくさん褒めて、自信が持てるものを身につけさせてあげてください」
さらに、学力を伸ばすため、困らないために絶対にやっておくべきことを教えてくださいました。
(4)幼児期はバランス良く経験させよう!
「小学校に入るまでは、ひとつのことにこだわらずバランスよく経験させてください。基礎的なことを時間を決めてやる、読み聞かせをする、絵を描く、運動する、リズムをとる…など。 実は、これらすべてが国語力や計算力、図形センスなど勉強につながるベースになっています」
(5)10歳までは、とにかく“読み・書き・そろばん”をしっかりと!
「昔から言われている読み・書き・そろばん(計算)は、すべての勉強の土台です。これをおろそかにしてしまうと、先で必ずつまづきます。逆にしっかりやっておけば、その後にプラスされる発想力、思考力に自然につながっていきます。
10歳を過ぎてしまうと、読み・書き・そろばんの吸収力が半減してしまうので、それまでにまずしっかりと土台を築きましょう」
子どもの本質が変らないのなら、合った環境を作ってあげるのが親の役目。ぜひお子さんがやる気になる環境づくりを心がけてください!
(構成・文/横田裕美子)
記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』