東大卒ママがすすめる子どもの習い事は? ズバリこの2つ!

 東大卒ママがすすめる子どもの習い事は? ズバリこの2つ!


以下より抜粋して、転載しました。2/4(日) 11:30配信 ※すでに掲載不可となっております。 


 私が、幼少期におススメしたい習い事は、断然「そろばん」です。
夫が小さい頃に習っていたのですが、受験のときの有利すぎる話を聞いて「なにそれズルい!」と悔しく思いました。

 彼は、数学や科学系の教科にある数桁の足し算なんかはもちろん、2桁×2桁の掛け算も、紙に書かずに頭の中で計算できました。
しかも、とにかく計算スピードが速い。
私は非常に計算が苦手で、遅いうえにミスも多くて、問題集を早く進めるために計算機を使って解いていたほどだったので、
「私もそろばんを習っておけばよかった!」と後悔しています。

 彼曰く「そろばんを習っている人は頭の中でそろばんが浮かんでくるようになる」とのこと。
それに、受験や勉強だけではなく、日常生活の計算にも一生役立つわけですから、非常にお得な習い事だと言えます。
 
そろばんをはじくように、指を器用に動かす能力を「巧緻性」と呼びます。
指を上手に動かすことは、脳を発達させると言われています。
そして、神経系は、3歳から4歳あたりが最も発達しやすい時期だと言われています。
有名小学校のお受験の世界では、線を書いたり、紙をちぎったりするのを見て、手先の器用さから将来性を判断するそうです。
認知症だった祖母も、指を動かすためによく施設で折り紙をやっていました。
指を使って玉をパチパチと動かしながら頭も使うそろばんは、脳神経を刺激するのにピッタリです。


私の経験として「習っていて良かった」と思うのは習字です。
お手本を見ながら手を動かして、自分が書きたいと思った場所にむかって筆を置いていくプロセスは、集中力もつくし、器用さもアップします。
 
夫は、そろばんを習うことで「この時間はこの作業をこなす」という「習慣」の基礎が身についたと言っていました。

忍耐力や、粘り強さは、6歳から13歳くらいまでが最も発達しやすい時期です。
そう思うと、習字はものすごく集中するし、通うことで習慣も身につくし、手先も器用になります。
さらに、字が綺麗になる! という点は、なかなかポイントが高いかと。

 そうしたことを考えると、幼少期は塾のように「知識を先取りする」という、後から取り返せるようなものよりも、
  「積極的に手や指を動かすこと」
  「集中する習慣をつくれること」
  「日常でつかえること」がそろっている習い事をするのが、子どもの将来のためになるのではないでしょうか。