文化遺産をツマミに美酒を
 

 

 今年2月21日()、横濱の名門ホテルで行われた「神奈川の酒を楽しむ夕べ」に初めて
参加しました。参加者は三田会3名を含め16名。県酒造組合主催で県内の13の酒蔵全てが参加、会場もお酒も最高級、蔵元のおもてなしを頂いて、充分に楽しい時間を過ごしました。
毎年恒例のイベントなので今から来年を楽しみにしております。

 




 5月25日()には好天の「大山酒祭り」に参加しました。平成18年5月に稲粋会の旗
揚げを行った場所です。神様も我々の意気込みを認めて下さり、既に5名以上の方が利き酒
会で賞状を頂いており、二度目の快挙に挑戦している方もおります。参道の懇親会場に直行し
じっくりとお酒を楽しむグループと、下社まで足を延ばし利き酒会に挑戦する方に分かれましたが、今年は16名の方が参加しました。

 合流した懇親会場で持参したマイ猪口を使い早速乾杯した後、今回はユネスコの無形文化
遺産に登録された「和食」をツマミに日本酒を楽しみました。お酒は泉橋酒造が気持を込め
て醸した「黒蜻蛉
(生酛・生原酒)」「夏ヤゴ(純米生原酒)」、純米大吟醸からゼオライト膜を
用いた分離技術により旨味・アルコールを濃縮したことで、新聞・テレビ等で最近話題に
なった「琥珀露」、精米歩合が売り物の「獺祭」等を渡辺さんの丁寧な解説を挟み特長のある味を堪能しました。

和食については、躾で注意されながら食べた子供の頃、終戦前後の食糧難時代、高度経済成長期の時代など、後期高齢者として思い出は尽きません。しかし、今回「和食」が日本文化である理由、その特徴などを改めて学ぶにつけ、今までの勉強不足を痛感しております。
そして、和食には日本酒
(勿論それ以外の酒も)と飲み会は不可欠とのお話を聞き、次代に遺す為にも益々頑張らなければと誓った次第です。             
                                            (35年法 高坂 義郎)

                       

  
 
    
    
   



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