湘南唯一の酒蔵で美酒・美食を堪能!
(稲粋会第十一回大会)

 厳しい残暑も何のその、9月12日(土)、初参加2名を加えた総勢16名で、湘南唯一の酒蔵「熊澤酒造」を訪ねました。6代目当主は本学出身者で、つい最近も早稲田学報(6月号)に「よっぱらいは日本を豊かにする」という自身の酒文化に対する熱い思いを披瀝しており、いま最も輝いている若手の一人であります。

 残念ながら時季的に日本酒は造っていません。しかし、お酒に対する当主の情熱に直接触れることが期待出来ることや、世界のビールコンテストで金賞受賞した地ビール「湘南リーベ(黒ビール)」、日本酒などを飲みながら創作料理を味わうことが出来ることなど、楽しみは膨らむばかりです。料理は地元契約農園の採れたての野菜・肉などを使った美味しさが売り物で、蔵を改装した落ち着いた雰囲気のお店は、ご婦人方に特に人気があります。

 到着して先ず当主から蔵のご説明を、更には予定に無かった日本酒・ビール、ワインにまでも薀蓄を傾けて頂きました。経歴から窺えるように、日本酒に限らず、海外の酒文化についても造詣が深く、参加者一同、飲む前に先ずお話に酔ってしまいました。

 乾杯は話題の黒ビールで、発声は恒例により女性の中野さんにお願いをしました。ご夫婦とも会員で、ご夫人からちょっぴりお二人の出会いなどのご披露があり、雰囲気が一気に盛り上がりました。
 その後は、雑誌等で名酒の評判の高い日本酒「天青」と創作料理を十二分に堪能、美酒と美食に時間は足りませんでしたが、酒文化の見識を一段と広めて頂けたのではないかと、世話役の一人として安堵しています。

 次回は来年の2月頃に日本酒の蔵見学を企画したいと思います。
「来年の事を言うと…」などと言わずに期待していてください。
(昭35年法 高坂 義郎)

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