ああ いつまでも
 この ぬくもりのなかにいたい
 ああ このぬくもりのなかで
 ゆめの つづきを みていたい




 
    河  景

 流れるは   濁色の水
 注がれし 矢うらの瞳
 降れるものは 雪のみにあるに
 白々の香 河上の露にかくる
 出ださんとて 舟上
 遠々の 静に
 矢うら 舞う

 


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