万葉集カレンダー

 令和4年3月

   
            かのとうし                    いでま
      <大宝元年辛丑(701年)の秋の九月に太上天皇、紀伊の国に幸す時の歌>
    巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を
     
  巻1 54  坂門人足
  
  巨勢山のつらつら椿(このつらつらという語を名に持つ)椿の木をつらつら見ながら

  椿の花の咲いている「巨勢の春野」の有様を偲ぼうではありませんか。

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