いちまいの絵

2024年7月

【長瀞渓流下り】 Nagatoro River Rafting
キャンバスにアクリルなど多種水彩　墨など
61×91cm（額寸含まず）

秩父郡長瀞町の渓流下り。
青い空、白い雲、暑くて水が恋しい季節となった。
この時期必ず「季節の涼を届ける」ニュースで報道される。

汽笛を鳴らして蒸気機関車が通るのは、
110年前（1914年）に建設された荒川橋梁だ。
その翌年から渓流（ライン）下りは始まった。

勇壮な川の流れとうねりの中、
屋形船を二人の船頭さんが操って漕ぐ姿と合わせて描きたかった。
経営上は客無しで漕ぐことは無いかもだが、
コロナ禍では船頭さんのためにもありえたかもしれない。

「長瀞」という名前は、長くゆるやかな（とろとろ）流れが続くという意味だが、
なんせ「荒川」・・屋形船に乗っていると、水しぶきのスリルも満点だった。