いちまいの絵

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2014年2月

201402
『冬の朝』

ケント紙に水彩とクレヨンなど
A4サイズ

このところ、マイナス7℃平均の外気温。
凍結したクルマを温めるために外に出ると
パツパチと音を立てて、燃えはじいているような
冬の朝日に輝く痩せた木の枝たち。
寒さに腰をくねらしているかのようでもあり
どうにでもなれと身を任せているようでもある
木々たちよ。
活動的にも精神的にも、静かに身を丸めそうな冬だが
このように裸の全身のエネルギーを輝かせている。
なんと力強く
なんと繊細なんだろうか。

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