秩父に来て数年経ってから
野上駅で降りて見た光景を描いた。
ラフテイングをしている人々
長瀞の特別な岩肌
高貴な太陽の輝き
これは10年近く前の
切り取った時間と空気だ。
今も恐らく、この絵のような図式の風景は
見ることが出来るだろうが
何かが違う。
水の成分への不安感
異常に照りつける日差し
時期外れの集中豪雨による増水
漠然とした戸惑い
こうしたものは無かったと思う。
釧路をカヌーの目線で描いてみたいと
願っている私
せっかく秩父にいるのだから
身辺がもう少し片付いたら
こうしたメンバーでなくても
カヌーで下ってみたいものですな。