いちまいの絵



2012年7月

201207
『太陽と水の恵み』

ナチュラルワトソン紙に交響水彩など
四つ切サイズ 

秩父に来て数年経ってから
野上駅で降りて見た光景を描いた。
ラフテイングをしている人々
長瀞の特別な岩肌
高貴な太陽の輝き

これは10年近く前の
切り取った時間と空気だ。

今も恐らく、この絵のような図式の風景は
見ることが出来るだろうが
何かが違う。

水の成分への不安感
異常に照りつける日差し
時期外れの集中豪雨による増水
漠然とした戸惑い

こうしたものは無かったと思う。

釧路をカヌーの目線で描いてみたいと
願っている私

せっかく秩父にいるのだから
身辺がもう少し片付いたら
こうしたメンバーでなくても
カヌーで下ってみたいものですな。