3月23日、奥江の自宅において終に発売された外伝2プレイ大会が催された。
参加メンバーはあきか師匠・サブ鳴海嬢、そして哀れにもすっかり食いつかれてしまった上に蒟蒻色に馴染んでしまったRicoさんである。
最寄駅から自宅までの道中で、赤が反転であっても・書けんの青なんて会話をしてるあたり、すでにまったく夢のない連中である。無論、言い出しっぺはあの人だ。だからその手のアレはホモには禁句だと何度言えば……!
我が家にはちとボケ入った人見知りの激しい犬がいて、目新しい顔の乱入が僅かに案じられたが、犬は早速あきか師匠を敵と決めたらしく、小動物同士の低レベルな戦いが繰り広げられていた。
さて、小動物のバトルはどうでもいいので、プレイに入る。
奥江を除く3人は外伝1未プレイ(笑)だが、OPに関しては若干知識があったようで、テレビの前に位置を定めた我らは息を詰めて画面を見守る。
「おー、綺麗だー」「フッチ可愛ええ……v」など、ありきたりの感想の後。
画面の右から左に走る二頭の馬の映像(推定1.23秒)に一斉に悶え苦しむ。
「ぎゃあああ!! 騎士?! 騎士!!!!」
「赤が先?! ひぃぃぃ、騎士〜〜!!」
殆ど人語ともなっていない阿鼻叫喚、犬は吠えるわ机は叩かれるわ、大騒ぎ。あまりに短すぎる登場に感想を述べ合う暇もありゃしない。が、ここですでに個々の胸には数々の妄想が生まれていたらしい。
次に騎士が登場したときには、死人が出るのではないかと思われた。
抜刀する赤の凛々しいこと……v
「ぎゃー!!! 赤、カッコええーーー!!!」「動いてる、動いてる〜〜」「ひー、涙出ちゃう〜〜」「ついて行くッス、団長!」
ねえ、…………青は?(笑)
OPを二度目に見たときは、それぞれの想いを口にするだけの余裕があった。
曲としては1の方が好みだったなー。あの「ハァア〜〜」って出だしでないと物足りない(笑) 同じ曲で画像を競うか、あるいは新しい曲でサービスして欲しかった……。
次に馬シーン。
「やっぱグラスランドじゃ赤のが早いんだね〜」
「何なの、あの『待てえ〜〜〜vvv』『あはは、捕まえてごらんなさーい』的映像は……」
「青が駆け足でなくてよかったよね……でもって、赤の馬と同じ速さだったら怖い……」
「それより、最初に赤が画面横切って消えた後に、青が駆け足で追い掛けて来る方が怖いよ〜」
そして再登場シーン。
やはり多少の不満はあった。赤が滅茶苦茶カッコいいのに、青……どうせなら青にも抜刀するとかー、背中合わせに立って戦ってもらうとか、して欲しかったさ。
だが、抜刀には問題が……。
青には鞘がないのじゃ!!(爆笑)
「こう……さ、上向いて口の中からズモモモモーンっと剣出すのは駄目?」
「それじゃあ、アイリたちと旅が出来ちゃうじゃん。ボルガンより人気者になっちゃうよ……」
「青の鞘は何処なんだろうねえ……」
「やっぱ赤?(オイ・笑)」
個人的には「もちっと出番があっても……せめてフッチくらい……」と思ったが、却下された。
「駄目駄目、フッチレベルで登場したらヒロインじゃーん」
……なるほど、それもそうだ。
「このチラリズムがいいのよ〜〜ぎゃー!!」
……エロ親父みたいだね、我ら。貧乏性とも言うかもしれない。
女の子キャラはとにかく可愛い。ボナが動いているのにも感動したし、振り向きメグにも萌えた。
だが、OPで奥江が一番萌えたのは、何といってもからくり丸の変化だったらしい!!(爆笑)
ビーム?! ビーム出るよね! あああ、カッコ良過ぎだ、からくり丸〜〜〜!!!
ゲームに入ります。
赤の台詞が出た途端、「赤?! 赤だね! 来た〜〜」と身構え、グラフィックが出れば出たで「ぎゃ〜〜」の連発。何なんだ、いったい……(笑)そら、予想より遥かに美人だったけどさ。
青の初登場もそれなりの顔でほっとした。いや、もう……青が出るたびに泣かなきゃいけないかと案じていただけに(苦笑)
赤のアイリとの話口調に違和感を感じるも、青の「おれはマイクロトフ、こっちはカミュー」のご亭主自己紹介で相殺。相変わらずラブラブで嬉しいよ……v
それより、どうでもいいがナッシュが赤狙いに見えたのは気の所為か?!(笑) 気の所為だな、多分。
憂い顔の赤には「バラを持たせろ!」「バラを敷き詰めたベッドに倒せ!(何故)」等、またも阿鼻叫喚。
むしろ奥江はグラフィックが変わっても毎回赤が腰に手を当てているのが気になった。やはり、なさり過ぎでしょうか、団長! 腰を庇っておられるのですね!!
さて、事件勃発……っても、あのへんのシナリオに関しては多くは語るまい(苦笑)
青の「来たぞ!!!!」は、台詞とグラフィック併せて我らをのた打ち回らせてくれた。おまけに「円陣を組め!」って……何て体育会系な(笑)
「円陣、内側向いて組むなら面白いのにね〜」と呟いたのは誰だったか……甲子園の最終回攻撃じゃないんだからさ。
その後、青とギジムがセット(熱苦しそう)になり、ナッシュが赤とセットになるあたり、やはり赤狙いくさかったが、「それはシナリオだろう」ということで……。
出ましたね、幼馴染み。いや、前から出てたけど。
ナッシュの台詞「(マキに)寄ろうとしたが、カミューの方が早かった」には大笑いさせてもらった……団長……。
っつか、幼馴染み。あんた幾つさ?
まあ、ここで赤が女を庇うのは已む無い流れ。紫色の『しんくのマント』は全然ガードにはならなかったらしい。
……っつか、あのマント。色褪せてなかったか?
これは「いや、普段野っぱらで致すときに地面に敷いていたのだろう。でもって、汚しちゃって(←……)洗濯しすぎて色落ちしたのだろう」ということで丸く収まった。
そして暗転、次には看病シーンとくるのだが。
青……「(赤は)大丈夫です!」って何なの、その不自然すぎる笑顔……。そうか、赤が倒れてキレちゃったのね、結果がその妙な笑顔なのね……可哀想な青。
『ヤワな鍛え方してない=いつももっと激しいことしてるから大丈夫だよ〜ん』と何処からともなく聞こえてくるのは、やはり我々が青赤者だからか。
そして気付いた赤が口走った名前。
「マ…………キ…………?」
これは赤が普段、青を「マイキー」と呼んでいるということに決定。つまり、「マ……(ィ)……キ……」という呼び掛けだったのだと!!!
それはそれで何か嫌だぞ、鳴海っち!! すると何かい、赤のことは「カミ〜」とか「カミたんv」と呼んでいるのか?! ……「カミたん」は可愛いかもしれないが。
詳細まで突っ込んでたら終わらないぞ、との心の声に従い、端折ります。
それぞれが敵に供えて準備をする中、青の台詞。
「われわれは?」
くー!! もう最初っからセット扱い希望か!!
「本番まで休んで……」ってナッシュ。甘いわ、それは……二人っきりで放置して、休まるはずがないっしょ!
そして当然のことながら我らは覗きモードを選択、デバガメ君と化したのであった……。
まーねえ……ここらの脚本は……オイオイ???ってのもあったけれど、ヤング青赤CGのインパクトに負けた(笑)
奥江はもう、大オッケーだったが。恐る恐る聞いてみると、皆花丸だったらしい(爆笑) 赤の髪型がシードと被るけど、それでも気障っちくてイケてる。
すでに図体のでかい青(赤との比率・1:0.8)が「綺麗な人だな〜話し掛けてみたいな〜ああ、緊張するな〜〜困ったなー」的視線を送るのに、「さっきから熱い視線が……と思ったらコイツかー。ふーん……まあ、いい線いってるかな? 純情そうで可愛いかも」的品定めをなさっておられるらしいヤング赤(笑)
当初攻めチックな余裕を醸していながら、そのうちあーんなことやこーんなことを致されて「許してくれ」だの「ああ……もう……」なんて言ってくださるのかと思うだけで……!!(爆走)
ついでに模擬戦CGでは、赤の腰の捻りにばかり目が行ってしまった。青と同じです(笑)たじたじっぽかったもんなー、青。
それにしても赤、「おれ」1回、「わたし」2回……混乱しておられた模様。
ついでに、ここではお幾つでいらしたのでしょう。あれで「小さい頃」だったら、怖いぞ。
そして暗転…………怪我人ですから、ほどほどにねv
その後、(多分悪化したであろう)怪我人赤を残して他の連中が敵を迎え撃ちに行くのも、赤が(青を)追い掛けていくのもお約束であるが。
もっとお約束は幼馴染みとの会話。
「カミュー……あなたやっぱり……(ホモね?)」
「すまない……マキ……(その通りなんだよ)」
「まったく……(美味しすぎるわ、期待通りよーv)」
これで幼馴染み、同人女決定。
でもって……次は……あああ。
警告置いてもまだ足りない。でも、他の連中は書けなさそうだし……強心臓に自信がある方のみ、突入を。
青騎士団長を心から崇拝している生真面目な方は立ち入り禁止!
いや、奥江も一応青好きを自称しているが……もう……何っつーか……好きにして。
恐るべき青の必殺攻撃。
時代劇の見せ場の如く、仲間のピンチに登場した赤。ここでちゃっかりラブってるあたりが呑気もの。
赤「油断するなと言うクセに困った奴だv」
青「ふぅ……(何だ、この溜め息は・笑)いつも強情な奴だなどと言うくせに(強情なのは赤だい! ベッドでは強情な赤v あああ、ドリーム)……」
赤「それはいけないな、おまえのがうつった(口うつしですか、体液感染ですかー!!)かもv」
この間、ナッシュ無視されっぱなし。止めてやれよ……でないと日が暮れるまでやってるぞ(笑)
敵の頭領の正体が早々に予想がついちゃうのもどうかと思うが(ちなみに奥江の予想はダイエットした白だった)、騎士攻撃で倒すほどの相手か……でないと見せ場がアレなんだろうが……ちょっと可哀想だった(笑)
ついでにCGの青には号泣。その、むっちむちの足は勘弁して……顔も愉快だったけど。
見せ場なのに……見せ場なのに〜〜〜〜ひどいよ!!
なまじ赤が決まってるだけに、青の酷さが際立つ。二人とも酷くないのを喜ぶべきなのか? あああ、青……何て気の毒な扱いなんだ……。せめて脳内でカッコよく変換して見るからね……とほほ。
その後のお別れシーンは……どうでもいいや(苦笑)
ナッシュが口にした「マキの戦い」ってのは赤を更生させるための戦いかい? だったら負け負け、無駄な戦いはしちゃいかん。
第二章
もう疲れ果てて流しただけ……。
誰か、話覚えてる人いる……?>姉妹たち
第三章
フッチ可愛い。シーナ……シーナ……(涙)
オウラン姉さん勇ましいv ハンフリーさんより強いんだね……(苦笑)
第四章
実は師匠と鳴海っちの操作が早すぎて台詞が全然読めなかったんじゃよ! バカ〜(笑)
だからザジが何に怒ってたのか不明……後で教えてもらっても、よーわからんかった。
そして気付くとゲームは終わっていた……。
この後、更に第一章だけ2度プレイ。総じて感想。
幼馴染み女は目くじら立てるような邪魔キャラではなかった(小者だ、小者)し、村の入り口は浅草か?!ってな旅情を感じさせるし、リィナの幼少時は鼻水垂れるほど可憐だし、ギジムたちがどうして村に居たのか謎だけれど、予想より遥かに楽しめた。
ゲームとしての出来……それは言えないレモンの秘密v(出典分かる方いらっしゃいます?・笑)
真面目な感想としては、青があまりに刺身のツマだったのが残念。ゲーム本編での出番率へのリベンジなのはわからないでもないが、もう少しバランスよくならんものか。
もっとも我々は出番の少なさを妄想で埋めちゃったので、充分お腹一杯だったけれど(苦笑)
ところで、あの可愛いミリーたちは何処に居たんだろう……。
この後、師匠持参のワンピ格闘ゲームなんぞも致した。このために、ご近所からコントローラーを借りた間抜けが一人……(涙)
ああ、楽しかった〜〜。お陰様で高熱が出たよ……。
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