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お髪は・・・一日に0,3ミリ伸びます。
蛋白質です。
たったこれだけのことなのですが、このことは色んな結果に結びつきますから意識があった
ほうがいいです。
例えば、お染。
一回染め始めれば、二週間に一度くらいに、タッチアップが必要でしょう。
お洒落で居る為に。
それを一か月に、一度くらいにしたならば、我慢する時間があるんですね。
お洒落染めにしろ白髪染めにしろ、その間って、どっちつかずですね。
そういったことまで考えることをする人は、多分、少ないでしょう。
蛋白質は熱には弱い。
このことは頭の隅っこに入れていてほしい。
そこから全てが始まるといっても過言ではないんですから。
それを普段から意識することで、お髪の健康は守られますから。
その結果として、自分の意図に合った扱いができるようになるんです。
熱とは・・・真っ先に思い浮かぶのはドライヤーでしょう。
そう、使い方を考えることが大切。
ドライヤーの風向きの対角線上に必ず手をかざす。
これだけのことなんです。
そうすると、手が熱いということで、お髪の熱さが理解できますから。
こういったことは基本動作としてあるべきなのですが、熱いからでしょうが、ほと
んどの人がやりませんね。一歩間違えば、美容師だってやらない。いや、むしろ
ブラシを多用してしまいがちですねぇ。
お髪の健康は、こういったことの延長線上にあるんです。
そして、私の勧告する熱源は、シャンプー時のお湯の温度。
これは直熱なのでコントロールができませんから、温度の設定を管理するしかない
んです。
ドライヤーの風のように、サッとはいきませんよね。
この熱は、湿熱ということで、思っているよりも影響があるんです。
知らず知らずに溜まる疲労のようなもの。
結果として、パサつくようになったり、悪ければ枝毛にだってなります。
温度の体感は、季節で変わりますから、何度!! と、決めるのは意味がない。
目安40度なんですが、夏は、熱く感じますし、冬は、ぬるいですね。
ですから、熱くないくらいに考えてもいいと思います。
もう一つはアイロン。
決して敵視しているものではないのですが、危険なんですね。
これも直熱ですから。しかも、乾いた状態のお髪にです。
どういった構造機能であってもその熱は、お髪にとってはやけどのようなものなんで
すから。
当然のことなのですが、その使用頻度を考えなければならない。
でも、ある意味依存して使用していることが普通なんですね。
(その場合は、お髪にとっては大敵なんだと考えることなんてこれっぽっちもないんです。)
美容って、そういうもんなんでしょうか。矛盾を承知でやっているだけって。
要は、目先の欲だけなんでしょうか。
キレイって、そういうことなんでしょうか。
( まあ、その疑問は私だけの話なんでしょうが。)
お髪にとってはシャンプーは、ある意味、唯一のお手入れです。
シャンプーの方法論は、諸説ありますが、ここでは、私の経験論を紹介します。
できれば毎日洗う。・・そうすることで、簡単に洗えるようにできる。
ゴシゴシ洗わない。・・余分な刺激は、分泌過剰の元。使いやすい指の先ではなく、む
しろ指を折って第一関節と第二関節の間で、洗うようにするとい
いですね。ゴシゴシできないので。
お湯の温度は、40度。・・シャンプー剤の能力が100%使える。
すすぎは丁寧に。・・シャンプー剤が残らないようにと、洗い残しがフケとならないように。
たったこれだけのことなんですが、急には信じられないかもしれませんね。
シャンプーの目的はなんなのかと考えたとき、第一義はお髪を洗うこと。頭は、ついでに
洗う。くらいに考えてほしいものです。
洗い方の手順として
1) シャンプーの前に目の粗い櫛で、毛先から丁寧にとかします。
2) 最初に、お湯ですすぎます。(プレーンシャンプーといいます。)
3) 手のひらにシャンプー剤を適量とり、手のひらに伸ばして、指の腹で全体に伸ばします。
4) ゴシゴシはせずに(余分な刺激は、分泌過剰の基になる)泡立てて洗う。
5) すすぎは丁寧に。シャワーヘッドの対角線に片方の手を受けるようにして、お湯を受けた
めながらすすぐと、頭皮への残しがなくなります。
6) トリートメントなどは、適量とり、毛先を中心にした使い方をする。
それをすすぎます。その時、容器に流し溜めて、それを、お髪の根元から注いであげます。
こうすることで、無駄がなくなります。
7) 最後のすすぎは、条件によって変わります。
お染をしている場合は、最後のすすぎは省略もありです。(コーティングという意味で)
そうでない場合は、丁寧にすすいで。(お髪が重くなるのを防ぐために)
シャンプー剤や、トリートメントなどは、個々人の好みなので、好きなものを利用してください。
こういった化粧品類は、大同小異ですから。
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