吹雪は少し弱まってきていたようだった。
浩二
「あそこに着くまでに吹雪止むかなぁ?」
浩二が言った。
正男
「止んでほしいけどな。霧までかかったら前が見えねぇよ」
正男もため息をついた。
ブライトは浩二に聞いた。
ブライト
「浩二、最初に向こうを見た時に比べて今どれくらい霧が広がっていた?」
浩二は草原の方を見る。
浩二
「さっきよりは白くなってるけど・・・どうなんだろう?」
フレア
「あの霧って他の天気の影響は受けるのか?風とか雨とか・・・」
フレアも霧について考えながら先へ進む。