大きい扉を開けると広い部屋があった。
正男 「なんだ、ここが一番上か？」
正男があたりを見渡す。
浩二 「なんか今までの部屋に比べてずいぶん明るいね・・・あっ」
浩二が何かに気づき上を指さす。
浩二 「見て、空が見えるよ」
正男は上を見る。
その部屋は天井がなく、上には空と太陽があった。
ムーン 「ここまで来たけど・・・どうするんです？」
まぶしくて上を見れないムーンは正男に聞く。
正男 「えーとな・・・んっ？」
今度は正男が何か発見し、部屋の中央に歩いて行く。
そこには溝が彫られ、石が埋め込まれた石柱が立っていた。
浩二 「・・・なんだろうこれ」
浩二が石柱に触る。すると、
ムーン 「うわっ！うっ動きましたよ！？」
突然石柱が動き、一番上の石の目のような部分が正男たちの方を向いた。
そして石柱の一部が正男たちに飛んできた。
正男 「なっなんだ、こいつ！？止めた方がいいのか！？」