扉を開けると大きな部屋の壁を伝うようにらせん階段が現れた。 浩二 「うわぁ、長い階段だね」 ムーン 「あっ、でも階段はあそこまでですよ?」 階段はある程度まで続いてそこで途切れているようだった。 正男 「んっ、なんだアレ。あそこに何か浮いてるぞ?」 正男は階段の終わりに浮かんでいるものを指さした。 浩二 「ホントだ。でも何かで吊っているわけじゃなさそうだけど・・・」 ムーン 「とりあえずあそこまで行ってみましょう」