参道を歩くうちにだんだんと中は暗くなっていった。
浩二
「・・・ねぇ、暗くて何も見えないよ、わっ!?」
浩二がつまずきそうになった。
ブライト
「確かにこんな暗いとは思わなかったな・・・」
フレア
「参道っていうくらいだから明かりぐらいあると思ったんだけどなぁ?」
そのとき正男が何かに気づき目をこらした。
正男
「んー?・・・なんか色の違う石があるぞ?」
正男が指さした先には見えにくいが黄色い石があった。
ブライト
「おっ、それは・・・なるほど、それが明かり代わりになってたのか・・・」
ブライトが納得したようにうなずいた。
浩二
「何なの、この石?」
フレア
「これは『太陽光石』さ。刺激を受けるとしばらく光るんだ。これを照らしてから進もう」