海岸を歩くうち、次第に地面は砂から岩に変わった。 フレア 「よし、ここが参道の入り口だ」 フレアが立ちどまり岩壁に開いている穴を指さした。 フレア 「ここから神殿に通じているのさ。と言っても中に入ったことはないけどな・・・」 正男 「ちゃんと進めるんだろうな?水とかたまってたら行き止まりだぞ?」 浩二 「参道っていうより洞窟だね・・・入ればすぐなの?」 フレアは首をかしげた。 フレア 「さぁ・・・海中だからさ。多分それなりに長いんじゃないか?」