ヘイズ
「よっと・・・」
ヘイズは神殿から出て砂地に降りた。
ブライト
「待てっ!霧について詳しく・・・んっ?」
ブライトはヘイズが取り出した玉を見て立ち止まる。
ヘイズはにやりと笑うとそれを地面に投げ付けた。
すると玉から瞬時に白いものが吹き出し正男たちの視界をさえぎった。
正男
「うぉっ!?なんだこりゃ、煙か!?」
浩二
「・・・あれ?煙じゃなくて・・・霧?」
玉からでた霧は太陽の光によってやがて晴れてきた。
ブライト
「きっ、霧と言っても『霧化の霧』とやらじゃなさそうだ。太陽で晴れるからな・・・いや、それより!」
ブライトはあわててヘイズの姿を探す。
姿は見えなかったが砂地だったことが幸いだった。
目の前に足跡が残っている。
ブライト
「何とか捕まえて色々と聞きださないとな、行くぞ!」