砂を掘り進んで3人はようやく井戸の外に出た。
浩二
「えーと・・・ここはどこなの?」
ブライト
「ここも霧か・・・。この一帯の霧が井戸を通じて森へ出てきたんだな」
正男は地面を踏み、そして井戸のそばに生えている植物を発見した。
正男
「砂だらけだな・・・。んっ、こりゃ・・・サボテン?」
浩二
「砂にサボテン?じゃあここって・・・砂漠?」
浩二はあたりを見渡す。霧でよく見えないが砂はあたり一面に広がりサボテンもいくつか見えた。
ブライト
「砂漠ということは・・・ここはホットサンドか?なるほど、井戸の中の砂はこれのせいか。
おそらく砂嵐か何かで巻き上げられた砂が井戸に入って積もったんだろう」
正男
「ホットサンドって、食い物みたいだな・・・」
ブライト
「とにかく井戸の中の霧はリフリーが押し出して、俺たちはこの砂漠の霧を晴らす。そうすれば森も砂漠もは大丈夫だ。」
3人は砂漠を捜索し始める。