3人は「木漏れ日の森」に足を踏み入れた。
浩二
「・・・ここが『木漏れ日の森』?僕たちの家の近くにあった森に比べたらすごいきれいだね。」
浩二はあたりを見渡して言う。
正男
「俺たちの知ってる森はじめじめしてたしなぁ。」
正男も感嘆の声を上げる。
ブライト
「太陽は1年中ずーっと空で輝いているからな。この森もずっとこの風景だ。」
正男と浩二はそのことに驚く。
正男
「ちょっと待て、1年中?・・・夜がないって事か!?」
ブライト
「夜?なんだそりゃ?」
浩二
「・・・本当にないみたいだね・・・」
ブライト
「・・・?・・・まぁとにかく進もう。」
3人は木々や葉の隙間から光が漏れる森の中を進み始める。