正男
「・・・サニーグリーン?」
ブライト
「それがこの草原の名前だ。常に太陽の光が降り注いでいる。まぁこの場所に限らないが・・・」
まったく聞いたことのない名前だった。
ブライト
「・・・正男は『太陽片』のことも知らないらしいな?」
正男
「・・・見たことも聞いたこともないぞ?浩二だって知ってるかどうか・・・んっ?」
正男はそこまで言って何かに気づく。
正男
「・・・そうだ、浩二!あいつはどこ行ったんだ!?」
ブライト
「浩二?・・・あぁ弟とか何とか言ってたな。」
ブライトは思い出して言う。
正男
「そうそう、あいつを探しに行ったらいつの間にかこんなとこに来ちまったんだよ!」
正男はあたりをきょろきょろと見渡すが浩二の姿は見えない。そのことを聞いてブライトはしばらく考える。そして
ブライト
「・・・正男、もしかしたらあいつなら何か知ってるかもしれない。」
正男
「あいつ?誰のことだ?」
ブライトは正男を手招きしながら
ブライト
「まぁ、時間が惜しい。歩きながら話そう。」
正男は見知らぬ草原をブライトとともに歩き始めた・・・。