上写真講師:L.燕昇司信夫
担任金森豊先生が一人の命の大切さ(五百人からもらった命)を朗読ご感想を聞き子どもたちからはいろいろな意見がでた。
議論後500人からもらった命とよく似た経験談を高岡アラートライオンズクラブ所属L.燕昇司信夫が話す。
体験談:L.燕昇司信夫
今から60年前小学校2年生の夏に突然病気になりました。病名は
①病気の原因について
私はは一年生の時は定塚小学校に就学して、2年生から平米小学校に転向した。当時、平米小学校の前に用水が流れていた。浅い用水だったがとても汚く、瓶のかけら等があり危険な状態だった。野球等でボールが用水川に入ると私はボール球を拾いにはいった。
その時、ガラスで足に怪我をして、その傷口は踝からバイ菌がはったのが原因と考えられる。
②紫斑病とはどんな病気か?
体の中の血が出血し、血液が不足する。例えば:小便や便に血がでる。
おしっこやうんちをすると大量の血がでる。
血の役割は大変重要です。
血小板(傷口を保護する役割)
白血球(外からの菌を戦う役割)
赤血球(体内に酸素を運ぶ役割)
血液が不足すると命に危険があり、
③多くの人たちからの協力で輸血ができた。
金森先生が五百人からもらった命のお話と同様に私も数百人からO型の血液をもらいました。
助かった命の理由
1.家族が助けようと思った。
2.学校の友達や先生が励ましてくれた。
3.お医者さん、看護師さんが小さな命を助けるため頑張ってくれた。
④病気のとき、どんな生活をしていたか。
1.毎日、輸血の注射、出血を止める注射、ペニシリン系の注射、栄養を取るための注射、点滴等7~8本注射をした。その結果注射針が刺さらなくなった(理由:注射する腕の皮膚が固くなった)両腕や両足の交互に注射をした。
2.動くことが出来ず、食べることも出来ず、仰向けで寝ているだけの生活。
⑤退院後の生活
1.9か月の闘病生活で、体力も落ち、歩くことができなくて赤ちゃんのようなハイハイで動いていた。
2.病後初めて学校に行ったら、友達が喜び私を支えてくれた。(遅れていた勉強を教えてくれたり
放課後の掃除当番などを代わってくれたりした)
⑥病気の体験で感じたこと、生き方について
1.多くの人たちが私を支えてくれた命だと実感した。
2.家族(祖父母、両親、兄弟)が私を大切にしてくれた様に私も家族を大切にしなければと思った。
3.大人になって働くようになると何か人の為に小さな支援でもしなければと思いライオンズクラブ(奉仕団体)に入会して頑張っています。
4.皆さんも自分の命は多くの人たちによって支えられていることを知ってください