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高岡アラートライオンズクラブ

研修会

定塚小学校 道徳授業report  動画

講師:L.燕昇司信夫 2016年10月13日午前9時30分~10時15分 環境について

なぜこの授業が行われたかを説明します。
半年前に熊本地震が発生。アラートライオンズクラブは支援を行うため、熊本に行きました。定塚小学校では募金活動を行い集まった義捐金を高岡アラートライオンズクラブに委託された。その後益城町との交流が行われた。子ども達はライオンズクラブに大変興味を抱き、6年生を対象に「ライオンズとはなにか」をスライド等を使い講義しました。
その後もっとライオンズを知りたいとの要望で環境問題を道徳の授業を設けていただきました。
美 し い 国 日 本
資料の表紙について生徒に日本は美しい国と思いますかと尋ねると大方の生徒は手をあげました。

高岡市立定塚小学校 道徳授業(在籍38名)
環境について高岡アラートライオンズクラブ 燕昇司信夫(えんしょうじのぶお)
走りながらゴミを拾ってみると以外な事に気づきました。ゴミのほとんどはタバコの吸殻であることが分かりました。五キロ付近でビニール袋がいっぱいになり、この日のゴミ収集は終わりました。タバコのフイルターには口紅が付いたものがあり、男性だけが捨てている訳ではありません。次に多いのが缶です。空き缶は自動車に踏まれ圧縮された状態です。缶とタバコの吸殻ポイ捨てがなければ、綺麗になること間違いなし。(講師の体験談)

■ライオンズクラブが取り組んでいる環境活動
①海岸清掃 
②立山の森公園森林の下草刈り
③二上山の清掃及び樹木の伐採
④おとぎの森公園 清掃・除草
⑤空き缶拾い
⑥全国(名古屋堀川)の活動について



①海岸清掃について
アラートライオンズクラブに協力してくれた人々
海岸にあるゴミについて 
目に見えるゴミ 
目に見えないゴミ(マイクロプラスチック) 

②立山の森公園樹木の下草刈り
森林を整備することで海が豊かになる。外来種(せいだかあわだちそう)(西洋たんぽぽ)駆除:とりのぞくこと
川や池の外来種(亀・魚など)外来種とは:日本以外の国からはいってきた動植物

③二上山の清掃の必要性
人は目に見えないところにゴミを捨てる。
ゴミはゴミを呼ぶ

④おとぎの森公園の清掃と除草
おとぎの森は大変きれいであるのは常に管理されているから。


⑤空き缶拾い
多くの団体(高岡青年会議所・ライオンズクラブ・
商工会など)が協力新高岡駅周年の缶拾いをおこなっている。その他 各会社で自主的に清掃活動をおこなっている


⑥日本中でライオンズクラブは環境活動をしています
ヘドロなどでよごれた堀川(名古屋市中心に流れる川)
名古屋堀川ライオンズクラブの会員が整備した堀川



新聞記事
大学・ライオンズクラブ・一般市民と共同で
堀川をきれいんいする運動を現在もやっています。
大学がエコロボットを作り、堀川の水質検査など。
写真上:堀川の上流
写真下:堀川の上流が整備(せいび)されたもの

下流できれいにしても、上流が汚れていると下流も汚れるので一体できれいにすることが重要。




海の生き物に必要な栄養は、まず、海の表層にいる植物プランクトンが、太陽の光を受けて光合成で作りだします。それを小さな動物プランクトンがえさにして、さらに魚などが、その動物プランクトンを食べます。
この動物プランクトンが、植物プランクトンと間違えてマイクロプラスチックを食べてしまっていることが、最近の研究でわかりました。この動物プランクトンを魚が食べ、その魚をさらにサメやクジラのような大型の生き物が食べることで、海の生き物全体にマイクロプラスチック汚染が広がっていくる可能性があります。また、動物プランクトンが栄養のないマイクロプラスチックを食べて満腹になれば、発育不足になって生態系のバランスがくずれるかもしれません。
プラスチックにかぎらず、物体の表面にはさまざまな物質が付着しやすいので、マイクロプラスチックが生き物の体内に入れば、それと同時に、表面についた有害な物質が取り込まれる可能性もあります。プラスチックそのものに有害な物質が添加されていることもあります。実際に、魚や貝、水鳥などの体内から、プラスチックや、そこから溶けだしたとみられる有害物質がみつかっています


ホタルが育たなかったのはなぜか?子ども達に質問
ホタルが住む環境ではなかったことを子ども達は発表しました。
高岡古城公園へホタル幼虫放流-
高岡市立定塚小学校~
   高岡古城公園大手口滝付近
【協力】
高岡市立定塚小学校3年生児童72名
高岡市花と緑の課
高岡古城公園管理事務所
平成21年度より“ホタルが舞う私たちの古城公園”を目標に約3年間にわたり計画を進めて来ました。過去、平成22年5月の朝陽の滝付近の放流計画は、他県から幼虫を購入したため、生態系を荒らす恐れがあることから、実行前日に断念した経緯があります。今回、庄川水系でホタルを採取、交尾、産卵、ふ化、幼虫飼育、水路作りなど経て、1年8ヶ月間育てた成熟幼虫約400匹を放流しました。
 学校で、全国ホタル研究会の水上哲夫先生による事前学習会「きれいな水に住むホタル」を行い、ホタルの生態を学習した後、クラブ員の誘導により高岡古城公園大手口滝付近へ移動しました。それぞれが、幼虫と餌のカワニナの入った紙コップを手に「元気に育って」と願いを込めて放しました。
 自然が相手なので、今後うまく育つか難しい面がありますが、ホタルが安定して生息できる環境づくりに今後も務め、放流を継続していく予定です。
【報道掲載された主な機関名】
2012年3月2日(金)
NHK富山放送・KNB・BBT・チューリップTV・高岡ケーブルTV
2012年3月3日(土) 
富山新聞・北日本新聞・北陸中日新聞

成虫のほたるは、湿度の高い所を好みます。川面やたんぼの水面からは、人の目には見えませんが水分の蒸発がありますから、その近くではホタルが多く飛んでいます。乾燥した場所ではホタルの寿命が短くなります。季節的にも、湿度の高い梅雨の時期にホタルが出現するのも、湿度が高い時期と一致しているのではないかと私は思っています。
夜の9時以降の時間帯は草に止まって、交尾状態に入ったものが見られます。雨が降っている夜でもホタルは飛びますが、その数は普段の日に比べて減っています。
 ホタルはオスとメスが光で交信するために、ホタルが飛べる暗い場所があることが大切です。道路や住宅などが近くにできると、その照明の光を避けてホタルは暗い場所に集まります。ホタルの飛ぶ時期には、その近くの街灯に覆いをかぶせるなどして、光が当たらない工夫がされているところを見かけます。
ゲンジボタルのオスは、同時発光を繰り返しながら集団をつくって飛び交い、約2秒です。飛び回っているものはほとんどがオスです。
 メスはオスに比べて数が少ないのか、なかなか見つかりません。草むらなどにじっとひそんでいますから、棒などを使って草むらを揺らして刺激を与えると光を出しますから、見つけやすくなります。卵を産みやすいコケなどが生えている水辺で探すと、メスに多く出会うことがあります。

 ホタルの成虫の餌(えさ)は何を与えようかと心配になりますが、草の葉にたまった水滴など、水を飲むだけで生きられますから、容器の中を霧吹きなどで水分でしめらせます。ただし長生きさせるには、スイカの赤く甘い部分や、ハチミツを水で薄めて与えたら寿命がぐ~っと長くなったという飼育結果などが知られています。私の経験では、羽化した日が分かっている成虫で調べた結果、19日間生存した記録がありますから、いろいろと試してみるとよいでしょう。
 成虫の生存期間ですが、オスが交尾しても、すぐに死ぬことはありません。また、メスが産卵しても、すぐに死ぬことはなく、どちらも成虫になって這い出したあと、条件にもよりますが1週間~2週間で寿命が尽きます。乾燥した場所に置くと長く生きられませんので、湿度を保った場所で過ごせるようにして下さい。ある程度大きい密閉状態に近い容器に入れれば、ホタルが弱ることはありません。ただし、ほたるは水につかると、おぼれて死んでしまいます。

自分たちでできること。
どうすればゴミを減らすことができるか? 
①家庭で環境にとりくんでいること 
②リサイクル 
③学校でやっていること


子ども達は家庭や学校でいろいろ取り組んでいることを発表しました。

高岡アラートライオンズクラブ事務局




















講師:L.燕昇司信夫

授業風景

資料を見る生徒