ライオンズクラブ国際協会334-D2R1Z 高岡アラートライオンズクラブ

第247回例会  
    

 


日時:2025年4月1日
場所:高岡古城公園 古城亭
会長L.山田正樹 あいさつ
 みなさん、こんばんは!今回は、お花見例会ということでL.山道樹里プロデュースです! 
芋煮例会に続いて今回もこれまでの例会になかった新しい企画です!その魅惑的な響きに誘われて今回は沢山のメンバーに参加頂きました。ありがとうございます!いつも飲んでばかりではいけませんが、たまにこういう例会があると楽しいですよね。
魅力ある内容だと、やはり参加者が増える。そんな事を思うと、例会を企画する側の責任は重大だな~と、もう年度の終盤にもなって、今更に考えておりました。如何にして魅力ある例会を企画するか?そんな意味では前回のL.山内雄介のメンバースピーチはお花見ほどの魅力はなかったのだろうか?ご本人がいないので口にしてしいましたが、いやいや、そんなことはありません、私にとっても、また多くの人にとってもL.山内雄介のスピーチは間違いなく大変魅力的なものであったろうと思います!と付け加えておきたいと思います。なかなかメンバー全員に興味をもってもらえる内容というのは難しいですが、そこはでもですね、一見、興味がなくても参加はして欲しいですね。例会参加はライオンズマンの義務ですよ。参加した上でもっとこうしよう、ああしよう、と意見を交わすべきかなと私、開き直って思い直しました。というわけで今回もL.山道樹里のおかげ様でと言いますか、流石といいますか、素敵な例会をご準備いただき感謝申し上げます。ありがとうございます。以上です。よろしくお願いします!
 
会長L.山田正樹 
誕生月お祝い
L.川渕為之 L.有沢竜尚 L.燕昇司正夫 L.関勝 L.燕昇司信夫

LION PORTAL 説明 全員がポータに登録しよう L.燕昇司信夫
 ウィ・サーブ 前会長L.中村清志

ゲスト マジシャン 南友蔵さん紹介 L.大村慎也

会長L.山田正樹の時計 外すことが出来れば拍手喝采 

梶井基次郎「 桜の樹の下には屍体したいが埋まっている!」
これは信じていいことなんだよ。何故なぜって、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。
 どうして俺が毎晩家へ帰って来る道で、俺の部屋の数ある道具のうちの、りに選ってちっぽけな薄っぺらいもの、安全剃刀の刃なんぞが、千里眼のように思い浮かんで来るのか――おまえはそれがわからないと言ったが――そして俺にもやはりそれがわからないのだが――それもこれもやっぱり同じようなことにちがいない。
 いったいどんな樹の花でも、いわゆる真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ。それは、よく廻った独楽こまが完全な静止に澄むように、また、音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように、灼熱しゃくねつした生殖の幻覚させる後光のようなものだ。それは人の心をたずにはおかない、不思議な、生き生きとした、美しさだ。
 しかし、昨日、一昨日、俺の心をひどく陰気にしたものもそれなのだ。俺にはその美しさがなにか信じられないもののような気がした。俺は反対に不安になり、憂鬱ゆううつになり、空虚な気持になった。しかし、俺はいまやっとわかった。
 おまえ、この爛漫らんまんと咲き乱れている桜の樹の下へ、一つ一つ屍体が埋まっていると想像してみるがいい。何が俺をそんなに不安にしていたかがおまえには納得がいくだろう。
 馬のような屍体、犬猫のような屍体、そして人間のような屍体、屍体はみな腐爛ふらんしてうじが湧き、たまらなく臭い。それでいて水晶のような液をたらたらとたらしている。桜の根は貪婪どんらんたこのように、それを抱きかかえ、いそぎんちゃくの食糸のような毛根をあつめて、その液体を吸っている。
 何があんな花弁を作り、何があんなしべを作っているのか、俺は毛根の吸いあげる水晶のような液が、静かな行列を作って、維管束のなかを夢のようにあがってゆくのが見えるようだ。
 ――おまえは何をそう苦しそうな顔をしているのだ。美しい透視術じゃないか。俺はいまようやくひとみを据えて桜の花が見られるようになったのだ。昨日、一昨日、俺を不安がらせた神秘から自由になったのだ。
 二三日前、俺は、ここのたにへ下りて、石の上を伝い歩きしていた。水のしぶきのなかからは、あちらからもこちらからも、薄羽かげろうがアフロディットのように生まれて来て、溪の空をめがけて舞い上がってゆくのが見えた。おまえも知っているとおり、彼らはそこで美しい結婚をするのだ。しばらく歩いていると、俺は変なものに出喰でくわした。それは溪の水が乾いたかわらへ、小さい水溜を残している、その水のなかだった。思いがけない石油を流したような光彩が、一面に浮いているのだ。おまえはそれを何だったと思う。それは何万匹とも数の知れない、薄羽かげろうの屍体だったのだ。隙間なく水の面を被っている、彼らのかさなりあったはねが、光にちぢれて油のような光彩を流しているのだ。そこが、産卵を終わった彼らの墓場だったのだ。
 俺はそれを見たとき、胸がかれるような気がした。墓場をあばいて屍体をこのむ変質者のような残忍なよろこびを俺は味わった。
 この溪間ではなにも俺をよろこばすものはない。うぐいす四十雀しじゅうからも、白い日光をさ青に煙らせている木の若芽も、ただそれだけでは、もうろうとした心象に過ぎない。俺には惨劇が必要なんだ。その平衡があって、はじめて俺の心象は明確になって来る。俺の心は悪鬼のように憂鬱に渇いている。俺の心に憂鬱が完成するときにばかり、俺の心はなごんでくる。
 ――おまえはわきの下をいているね。冷汗が出るのか。それは俺も同じことだ。何もそれを不愉快がることはない。べたべたとまるで精液のようだと思ってごらん。それで俺達の憂鬱は完成するのだ。
 ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている!
 いったいどこから浮かんで来た空想かさっぱり見当のつかない屍体が、いまはまるで桜の樹と一つになって、どんなに頭を振っても離れてゆこうとはしない。
 今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒がめそうな気がする。

閉会のあいさつ L.蓑健太郎

富山県アイバンクに寄付 次年度会長L.蓑健太郎  会長L.山田正樹

高岡アラトライオンズクラブ事務局

TEL 0766-22-1755 FAX 0766-22-1765
メール t-alert@p2.tcnet.ne.jp




 








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見事当てました

トランプ カードを想像

L.名免良秀仁
トランプの数を想像してハートの5を当てました

L.大村慎也

L.有沢竜尚

千円札を一万円にしてください
L.有沢竜尚

手品用品のの点検

不思議?大笑いL.蓑健太郎

トランプの手品

ドネーション発表L.燕昇司正夫
今日の万葉集
大伴家持 巻十九 四一三九
春の苑 紅にはふ 桃の花
下照る道に 出て立つ娘子

ドネーションの説明理由L.燕昇司信夫
1975年3月30日の日曜日結婚式
3月30日にお祝いの品が届いた。

81才になりましたL.関勝

富山県アイバンク評議員会報告
①寄付のお願い
②会員全員献眼登録お願い
明日からの松太枝浜海岸清掃について
L.波岡章

梶井基次郎「 桜の樹の下には屍体したいが埋まっている!」
富山県アイバンクの2024年度献眼者26名がありました。今年の桜を見ることができるのは、献眼登録者のご遺体のお陰であります。


料理

また会う日まで

また会う日まで