日時:2025年2月5日
場所:高岡市ふれあい福祉センター

会長L.山田正樹 挨拶
こんばんは!今日は先月21日にシリアから日本に帰ってこられたばかりのサリム・マゼンさんにシリアの現状についてお話を伺います。マゼンさんは発災当初から能登の支援にも足繁く通っていらっしゃるのも新聞紙面で報じられておるところですが、その奉仕の精神と行動力、バイタリティには感心させられます。今日もどうぞよろしくお願いします。1月の下旬に、富山県の社会福祉協議会から連絡を受けまして、来る2月28日に富山市で災害救援ボランティアシンポジウムを開催するにあたり、高岡市の災害ボランティア活動に協力している団体として、我がクラブに出席してもらえないだろうかという打診をいただきました。そこで20分の枠で、この能登地震の被災から一年、支援活動を通じて感じたことなどを報告するという内容です。そこで私、快くお引き受けして20分の原稿を作成しまして、事務局のL.燕昇司信夫にお願いして、スライドを作ってもらっているところです。他に氷見市からは氷見市の社会福祉協議会さん、射水市からは民生委員の方が出席されるようです。折角の機会ですので、言いたいこと言ってくるのと、高岡アラートライオンズクラブの対外向けのアピールをしてきたいと思います。次回2月の第二例会で、その内容を皆さんの前で一度発表させてもらおうかと思っています。本日もどうぞよろしくお願いいしたします!
会長L.山田正樹よりTMCサリム・マゼンにシリア
富山学校学校支援金贈呈
トルコに避難した難民は400万人余り
シリアに帰国するとしても一家族一人と制限されている。
理由:世界中で外国人労働者の必要性から一度に帰国すると経済的に回らなくなる。
シリアのアサド政権の歴史は、1970年に始まり、アサド家族による独裁体制が続いています。アサド政権は、少数派のアラウィー派を基盤にし、強権的な手法で政権を維持してきました。2011年から始まった内戦では、ロシアやイランからの支援を受けて存続してきましたが、近年は支援体制が弱体化し、崩壊の危機に直面しています。シリア国民は、アラブの春を背景に民主主義国家の樹立を目指し、アサド政権を打倒しようとしました
1970年に始まった親子二代の独裁体制で、シリアを代表する政治体制として知られています。少数派のアラウィー派を基盤とし、強権的な手法で長年政権を維持してきましたが、2024年現在、崩壊の危機に直面しています。首都ダマスカスへの反政府勢力の進攻やアサド大統領の退避報道など、統治機能の低下が明らかになりつつあります。
内戦下のシリアで攻勢を強めた反体制派が2024年12月8日、首都ダマスカスを掌握し、アサド政権が崩壊した。タス通信によるとアサド大統領と家族はロシアへ亡命しモスクワに到着した。
反体制派は11月下旬以降、電撃的な攻勢を仕掛け、アサド氏の父の代から50年以上続いた独裁体制に幕が引かれた。過激派が主導する反体制派は10日、2025年3月1日まで暫定政府が統治すると明らかにし、新首相を任命したが、統治能力は未知数で中東の混迷が一層深まっている。

下記の地図と上の地図はシリア地図の領土の変化をしめしている。
上はアサド政権崩壊後、薄グリーン色
下はアサド政権時代の地図。オレンジ色(アサド政権)黄色はクルド支配地域
11日間でこの勢力図が変わった。崩壊した理由は数々ある。