次年度地区キャビネットアラート委員長L.堀岡昭夫(金沢東LC所属)とともに、昨日震度6弱を観測した珠洲市正院地区の被害の状況を視察して来ました。
断層はちょうど避難場所となっている正院公民館に来ており、付近の民家には倒壊したり、瓦屋根が落ちた家も散見されました。
公民館には約30名の方が避難されていたようです。医療関係者やマスコミの方々もおられました。
正院地区からやや北側の道路には陥没や隆起した箇所も見られました。
珠洲市社協や正院公民館にはブルーシートなどの支援物資が届いており、L.堀岡もキャビネットからブルーシートとロープを届けました。
現場ではブルーシートは十分な量が届けられていましたが、シートを固定するロープを各戸に必要な量ずつ小分けにしたPPロープがなく、屋根に登って養生をする職人も不足しており、また毛布はあっても敷きパッドがないのであれば助かるという声を聞きました。
珠洲市は今夜にかけて雨が降ってきており、余震の恐れもあり油断はできません。更なる被害が出ないことが望まれます。
実際に災害現場に足を運ばないと分からないことは多いと感じました。
昨日と同じメンバーで、珠洲市社会福祉協議会を訪問し、支援物資を届けてきました。
334-D地区キャビネット事務局からは、タオルや土嚢袋などを、当クラブからはブルーシートやロープ、敷パッドを差し入れてきました。
また当クラブから、少ないですが社協を通して珠洲市に義援金を贈らせていただきました。
昨日訪問した正院公民館は、断層が通っており建物が危険なため使用が制限され、避難者約30名は正院小学校に移られることになりました。
小学校ではちょうど避難テントと段ボールベッドの設営作業中で、日本赤十字社の方々が多数いらっしゃいました。
昨日は公民館に多数用意されていたブルーシートですが、社協の方のお話では、公民館によっては数が不足しているところもあるそうです。炊き出しについては、昨日行われていた正院公民館は閉鎖になったため、今後実施されるかも含めて未定で弁当の配給も検討されているとのことです。
住民の皆様が平時の生活を取り戻されたあとも、復旧には時間がかかることと思います。多くの方々のご支援が必要だと感じました。