ワールドコラボフェスティバルの記録

開催案内

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ワールドコラボフェスティバルが2013年10月27日(日)に名古屋のオアシス21で開催され、「愛知 外国につながる子どもの母語支援プロジェクト」も出展しました。

このフェスティバルは、26日・27日の2日間の予定でしたが、台風の影響で、残念ながら26日は中止になってしまいました。しかし、27日は台風一過で、とても天気がよく、また、2日分を1日に凝縮した内容で、どのブースでも盛り上がっていました。


母語プロジェクトのブースでは、パンフレットや昨年度作成した母語教育サポートブック『KOTOBA』の配布に加え、4つの母語教室の方々にお願いして、順番にワークショップをしていただきました。

「あいち医療通訳システム推進協議会」とブースを共有していたので、医療通訳に関心のある人が母語にも関心をもっていただけました。

最初は、ポルトガル語のABCさんに、ブラジルの遊びと、ぬり絵をやっていただきました。
遊びは、日本の「ケン・ケン・パ」に似ていますが、数字が書いてあって、数字の順番に飛ぶことによって、数字も覚えられるという遊びです。
  


手前に見える筒状のものは、ワークショップに参加してくれた人がもらえるカレンダーです。
世界のあいさつの入ったカレンダーで、とても好評でした。ワークショップは、子ども向きでしたが、このカレンダーが欲しくて、参加してくれた大人の方もいらっしゃいました。


拡大版はこちらをご覧ください

次は、トライシクルプロジェクトさんによるミニフィリピン語講座です。
フィリピン語だけでなく、国の紹介がありました。フィリピンには美しい所がたくさんあり、話を聞いて、行ってみたいと思った方々が、講座のあと、用意された観光パンフレットを持って帰っていきました。



3番目が、PECLAさんのミニスペイン語講座でした。
ホワイトボードを使いながら、かなり本格的な内容の講義が行われました。
 


講義の一方で、医療通訳について質問する人もいて、一つのブースに、いろいろな関心のある人たちが来てくださいました。


看板の下にあるのが、「ワールドスタンプラリー」のクイズです。各ブースで、それぞれクイズを出し、答えるとスタンプを1つ押してもらえ、5つ以上集めると、大抽選会に参加できる、というものです。

ちなみに、母語プロジェクトの出した問題は、こちらです。

最後が、コリアンネットあいちさんによる民族衣装試着体験・チマチョゴリの折り紙・チャンゴショーでした。

チャンゴショーでは、チャンゴという朝鮮半島の代表的な打楽器をたたきながら賑やかに会場内を練り歩きました。



また、民族衣装試着体験は、とても人気があり、みなさん、試着後、うれしそうに記念写真を撮っていました。サウジアラビアの女性は、サウジアラビアの民族衣装の上に、チマチョゴリを着ていて、文化が混じり合い、まさに、ワールドコラボという感じでした。

  

さらに、このワークショップの間、終日、にわとりの会さんによる、母語学習にも役立つ6か国語訳つき「にわとり式漢字カード」のデモンストレーションも行われていました。音の出る漢字カードは、子どもにも大人気でした。



こうして、盛り沢山な内容のワールドコラボフェスティバルは無事に終了しました。
たくさんの方と出会うことができ、とても感慨深い一日となりました。
ご来場してくださったみなさま、ありがとうございました。
また、遠方の方やご予定があってご来場いただけなかった方、写真で雰囲気を味わっていただければ幸いです。

Facebookにも当日の様子をアップしていますのでごらんください