エジプト 写真旅行記 (2009年10月3日〜10月12日) 

 海外ツアーで最近メキメキと頭角を表している、阪急交通社(トラピックス)のエジプトツアーに参加しました。風景写真で紹介します。

期間は10日間で、料金はリーズナブルです。当然ながらツアー参加者は多く(39名)、ほぼバス1台が満席となりました。 添乗員は、日本人添乗員1名と現地ツアー会社(Khattab Travel)添乗員1名の2名の構成です。

 日本人添乗員、参加者が多い、リーズナブルな料金、の3条件が揃ったツアーはどんなものか、まずは体験してみようとなりました。

 結果から言いますと、ツアー内容:○、日本人添乗員:△、参加者が多い:△、料理:×、でした。

 ツアー内容は、盛りだくさんで、10日間フルに楽しめました。また、夜行列車でのアスワン→ギザ、普通列車でのカイロ←→アレキサンドリアなど、変化に富んでいました。ショッピングは、パピルスの絵画、ガラスの香水入れ等、リーズナブルなお店が選ばれています。

 今回のツアーで最大の難関が、乗り物の効きすぎた冷房でした。カイロ←→アレキサンドリア間の普通列車は特に冷房が効いていて、疲労と重なりついに体が変調をきたしました。(ツアー期間の最後近くでしたので、ツアーには影響はありませんでした。) 

 10月のエジプトは、カイロではそれほど暑くは感じなかったのですが、ナイル川に沿って上流に遡るに従い、暑さが増してきました。ルクソールやアブ・シンベルでは、40℃以上まで上がったように感じます。ただ、蒸し暑くはなく、乾燥していました。 


 

 時代を交えて、エジプトの遺跡を写真で紹介します。

 エジプトは、BC(紀元前)6000年頃から文明が始まり、BC3000頃年から古代エジプトとして統制された文明が始まりました。ツアーで訪れるのは、BC3000年から元年の間(3000年間)に建造された遺跡です。3000年の歴史の中で遺跡の建造は、古王国、新王国、プトレマイオス朝の限られた時代に集中しています。

・王がエジプト全土を安定して支配している。 ・王が(誇示欲から、神の信仰から)建造物を建てるのが好き。 の2条件が重なったときに、建造が行われているようです。また、その時代に優秀な建築家が存在していたことも、遺跡として現存する条件となります。

 


 

 古王国時代 (年代/時代は、Wikipediaを参照しました。)

年代

時代

遺跡

場所

BC2686〜2613年頃

古王国時代第3王朝

ジェセル王の階段ピラミッド

サッカラ

BC2613〜2494年頃

古王国時代第4王朝

スネフェル王の屈折ピラミッド

スネフェル王の赤いピラミッド

クフ王の大ピラミッド

カフラー王のピラミッド

メンカウラー王のピラミッド

スフィンクス

ダハシュール

ダハシュール

ギザ

ギザ

ギザ

ギザ

 

 

  階段ピラミッド、屈折ピラミッド、赤いピラミッド

  ジェセル王の階段ピラミッド

  ネフェル王の屈折ピラミッド

  スネフェル王の赤いピラミッド

  アブセール(アブシール)のピラミッド群 (古王国時代第5王朝)

 

 

  ギザの三大ピラミッドとスフィンクス

  クフ王の大ピラミッド

  カフラー王のピラミッド

  メンカウラー王のピラミッド

  スフィンクス

 

 


 

 新王国時代 (年代/時代は、Wikipediaを参照しました。)

年代

時代

遺跡

場所

BC1570〜1293年頃

新王国時代第18王朝

トトメス1世から埋葬された王家の谷

ハトシェプスト女王葬祭殿

カルナック神殿

ルクソール神殿

アメンヘテプ3世像(メムノンの巨像)

ツタンカーメン王の墓

ルクソール西岸/死の谷

ルクソール西岸

ルクソール東岸

ルクソール東岸

ルクソール西岸/死の谷

ルクソール西岸/死の谷

BC1293〜1185年頃

新王国時代第19王朝

ラムセス2世のアブ・シンベル神殿

アブ・シンベル

 

 

  ルクソールの遺跡

  アメンヘテプ3世像(メムノンの巨像)

  王家の墓は撮影禁止でした。

  ハトシェプスト女王葬祭殿

  カルナック神殿

  ルクソール神殿

 

 

 

  アブシンベル神殿

  アブシンベル大神殿

  アブシンベル小神殿

  ライトアップされたアブシンベル神殿

  朝焼けのアブシンベル神殿

 

 


 

 プトレマイオス朝時代 (年代/時代は、Wikipediaを参照しました。)

年代

時代

遺跡

場所

BC305〜30年

プトレマイオス朝

首都:アレキサンドリア

ホルス神殿(エドフ神殿)

コムオンボ神殿

フィラエ神殿(イシス神殿)

ルクソール-アスワン間

ルクソール-アスワン間

アスワン

 

 

 プトレマイオス朝は、ギリシャ人が王となってエジプトを支配しました。ここから、他国人による支配が始まります。クレオパトラがプトレマイオス朝の最後の王です。

 次にローマ帝国により、BC30年から支配され、以後1953年にエジプト共和国として独立するまで、他国の支配が続きました。

 

  ルクソールからアスワンに建造された神殿

  ホルス神殿(エドフ神殿)

  コム・オンボ神殿

  イシス神殿(フィラエ神殿)

 

 


 

 ここからは、エジプトの風景を写真で紹介します

 

  

  ナイル川の恵み 

 ルクソール、アスワン、イシスアイランドからのナイル川の風景です。

  ナイル川西岸 (ルクソール)

  イシスアイランド

  アスワン

 

 

  カイロの街

 紀元以降のエジプトの歴史は、カイロに詰まっています。

  エジプト考古学博物館

  聖セルギウス教会 (オールドカイロ地区)

  聖ジョージ修道院 (オールドカイロ地区)

  ガーマ・ムハンマド・アリ エジプト独立の基礎を築いた

                 ムハンマド・アリ総督が安置されている。

 

 

  アレキサンドリアの一日観光

 アレキサンドリアは、プトレマイオス朝時代の首都です。

 クレオパトラで有名な街ですが、クレオパトラに関する遺跡は残っていません。

  

 

 

 

 

 

 
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