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多摩川を歩く (その31) (二子玉川@:駅の東側・旧変貌した街並み)  2022.9.25


       

                

(写真は、二子玉川駅の東側に出来た日本庭園)

  
熊本への帰省、福島の大内宿への旅行、横浜中華街での食事などで、「多摩川を歩く」は暫くの間中断しましたが、今日から再開します。


前回は、二子玉川駅から徒歩1分の多摩川沿いの、昔済んでいたマンションが取り壊されて、ショックを受けて帰宅したところまででした。



今回は、自宅の新横浜から、市営地下鉄であざみ野駅で東急田園都市線に乗り換え「二子玉川駅」で下ります。

東急田園都市線の駅名は「二子玉川」ですが、「二子玉川」という地名はありません?

江戸時代は、多摩川の東京側が「玉川村」(現在の玉川)で、多摩川のその対岸(川崎側)が「二子村」(現在の二子新地)でした。

東急の駅名の「二子玉川」は、この様に、多摩川を挟んだ両岸の地名を合体したものです。

二子玉川駅を出て、昔住んでいた懐かしい二子玉川駅の東側を散策します。

   

(赤色枠内:二子玉川駅の東側、黄色丸印:二子玉川駅)



昔は、駅の高架下のこの辺りは、バスターミナルだったと思うのですが、痕跡は何もありません・・・

駅前の道の両側は、「二子玉川ライズ」のショッピングセンターです。



そのタウンフロント7Fの梅蘭で、早目の昼食を食べます。



(酢豚定食:1,600円)



駅の前の道の両側には、「二子玉川ライズ」のビルが立ち並び、この両サイドのビルをアーケードと渡り廊下が繋いでいます。





















梅蘭を出て、「二子玉川ライズ」の3Fに上がると、写真の「菜園広場」があります。





更に5Fに上がると、写真の「ルーフガーデン」です。











ルーフガーデンの前は、上のビルの写真の「楽天本社」(楽天クリムゾンハウス)です。



更に、二子玉川ライズのビルの屋上には、写真の「二子玉川ライズ原っぱ広場」(屋上庭園)があります。













1Fの通路に下ります。 



昔は、この辺りが東急電鉄が経営する「二子玉川園」遊園地の入口があり、入口の右手に平屋建ての映画館があって、
映画はいつもここで見ていたのですが・・・


(東急電鉄が経営する「多摩川園」遊園地については、「多摩川を歩く・田園調布せせらぎ公園」を見てね。) 

  

     

              

この二子玉川園遊園地と自動車教習所の跡地に、平成25年に造られたのが世田谷区立「二子玉川公園」です。



ここが「二子玉川公園」の入口で、この先には、下の地図の様に、広大な各種の広場が点在します。

   



「二子玉川公園」の園内には、公園として初の本格的な日本庭園の「帰真園(きしんえん)」 があり、
その庭園の中には「旧清水家住宅書院」(登録有形文化財)を復元しています。




周遊式日本庭園「帰真園(きしんえん)」 

(入園無料) 



庭園内には、世田谷区登録有形文化財の「旧清水邸書院」を庭園内に復元しています。









旧清水邸書院は、明治43年、清水家屋敷内に離れとして建てられたものを帰真園内に移築復元したものです。





近くの五島美術館へ向かうために、上の写真の帰真園の出口の前の上野毛通りを歩いて行きます。