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多摩川を歩く (その1) (多摩川スカイブリッジ:川崎側) 2022.6.1


        

                         
(写真は、今年3月に開通した「多摩川スカイブリッジ」)

 


以前から楽しみにしていた「多摩川スカイブリッジ」が、今年3月に開通したので見に行って来ました。


多摩川スカイブリッジは、羽田空港と対岸の川崎市の医薬品関連の研究施設(キングスカイフロント)をつなぐ橋です。

多摩川にかかる橋の中では一番長く、最も下流に位置する橋です。






京急川崎駅で京急大師線に乗り換え、終点の小島新田駅で下車します。







小島新田駅から高速の下の国道沿いに、10分くらい歩いて行くと、左手に下の写真の「キングスカイフロント」の入り口がありました。

 

お昼時になりましたが、この辺り一帯には飲食店がなさそうです。



取り敢えず、キングスカイフロントの入り口に位置する「The WAREHOUSE」の大看板のある写真の「東急レイホテル」でお昼にします。









東急レイホテルは、多摩川べりの倉庫をリノベーションして造られたホテルなので、外観は写真の様に倉庫そのもので、内部も配管が剥き出しです。







ホテルの併設カフェで、ハンバーグホットサンド(950円)とビールで昼食を済ませます。



カフェのテラスの前は、多摩川沿いの遊歩道なので、広くて開放感があります。







カフェを出て、「キングスカイフロント」(KING SKYFRONT)のメインストリートを歩いて行きます。

キングスカイフロントの名称の「キング」は、ここ川崎区「”殿”町」(とのまち)に由来するそうです。



この地区は、国の戦略特区で、進出しているのは、ほとんどが医療系企業の研究施設といった雰囲気です。

この辺り一帯は、もともとは、いすゞ自動車川崎工場などの工場地帯でしたが、工場閉鎖に伴い、跡地の西半分をUR(都市再生機構)が取得して、
キングスカイフロントとしました。


そして、工場跡地の東半分をヨドバシカメラが取得して、物流センターを建設しました。

以下、キングスカイフロントのメインストリートです。















キングスカイフロントの端の上の写真の「ヨドバシカメラ物流センター」の前の道が、本日の目的地の「多摩川スカイブリッジ」の道路です。





橋の長さは675メートルで、多摩川に架かる橋の中では一番長く、最も下流に位置しています。

羽田空港とキングスカイフロントをつなぐ新しい橋として、今年3月に開通したばかりです。



左が歩道、その隣が自転車専用レーンと分かれていて、ウォーカーにとっては嬉しい橋です。





この橋には街灯の柱が無く、上の写真の様に、ランプが低い位置に埋め込まれています。

この様にランプを手すり内蔵型にすることにより、光が川の生態系に影響しない様にしています。

他にも、環境への影響を抑える工夫として、水の流れや鳥の飛行を極力妨げない様に橋脚を2本だけに限定しました。







対岸には、上の写真の様に羽田空港へ向かう「東京モノレール」が見えます。



写真の様に、スカイツリーと東京タワーも見えます。





上の写真は、歩いて来たキングスカイフロント一帯です。



上の写真は、神奈川県川崎市と東京都大田区の境界のプレートです。



橋の上からは、大山山系も眺められ絶景スポットです。

この日は曇天で見えませんでしたが、晴れていれば富士山もよく見えるそうです。





空には、羽田空港に着陸する飛行機を真近かに見ることが出来ます。



河口側には、上の写真の様に東京湾アクアラインの風の塔が見えます。





色々な水鳥が生息する河口干潟も見られます。











また、江戸時代には、多摩川の干潟は、埋め立てた耕作地や塩田として発展、小島新田や塩浜の地名を現在に残しています。



上の写真のプレートは、橋の一番高い場所を示すもので羽田寄りにあります。

 

上の写真の赤丸印は、羽田空港の船着場で、今人気の航空機の発着コースの真下に停泊して見物する遊覧船の船着場らしいです。

 

 

 




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