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トロットサンダー

牡・鹿毛
父・ダイナコスモス
母・ラセーヌワンダ
母の父・テスコボーイ

☆☆☆
6歳の夏に中央入りした地方出身馬で、具体的に頭角を現したのは7歳になってからという遅咲きの名馬。7歳くらいまでくると、競争馬の成長というのはほとんど止まってしまうのが常で、もっとも、常識破りの名馬などと表現される場合もありますが、同馬の場合は元々備えていた実力を発揮できるきっかけを掴んだというのが、大成した理由なのではないかと思います。8歳で安田記念を制した後、馬主の不祥事が発覚して、やむなく引退に追い込まれてしまいました。競争馬の人生は人間の手に委ねられているのですよね。当たり前のことですが。


【地方時9戦8勝】

日付 開催地 レース名 条件 距離 コース 馬場 着順 頭数 人気 1着馬(2着馬)
94.07.17 札幌 日高特別 900 1800 2 10 4 タケノクラウン
94.12.04 中山 美浦特別 900 1800 1 14 1 (マイネルロカビリー)
95.01.21 中山 初富士S 1500 1600 1 14 1 (クアドリフォリオ)
95.03.12 中山 中山記念 G2 1800 7 12 4 フジヤマケンザン
95.05.20 東京 府中S 1500 1600 1 18 1 (シンコウキング)
95.07.02 札幌 札幌記念 G3 2000 7 13 1 スーパープレイ
95.08.20 函館 函館記念 G3 2000 7 16 3 インターマイウェイ
95.10.08 東京 毎日王冠 G2 1800 3 14 6 スガノオージ
95.10.28 東京 アイルランドT OP 1600 1 11 1 (エアチャリオット)
95.11.19 京都 マイルCS G1 1600 1 18 4 (メイショウテゾロ)
96.02.04 東京 東京新聞杯 G3 1600 1 16 1 (メイショウユウシ)
96.05.11 東京 京王杯SC G2 1400 3 15 2 ハートレイク
96.06.09 東京 安田記念 G1 1600 1 17 1 タイキブリザード

計13戦7勝 2着1回 3着2回

G1レース
1995年 1996年
マイルCS 安田記念