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4.実践作出論 交配前一週間から・産卵以後 | |
交配予定日の一週間前に駆虫薬を使用して一時体調を下げる。 この様にすると種鳩の体調が揃う。 そして翌日ビタミン剤を与え、以後、飲水にはヨードを添加する。 海藻、青菜類を充分に与えている鳩舎は、その必要はないが与えていないか、あるいは与えていても 少なめの鳩舎では卵(ラン)の表面のしまりが悪く、卵の黄身(卵黄)の表面張力の弱い卵となり、 丈夫なヒナがとれない。 また、礦物飼料やカルシウム等を多く含んだカキガラ等も十分に与えて交配をする必要がある。 交配して七〜九日程度で産卵する。 愛鳩家は卵を産むと良く手にとって何回も見たいものの様で あるが、産卵して三〜四日は手をふれない方が良い。 産卵して一週間もすると卵は安定するが、抱卵三〜四日は動かすと中止卵になったりする不安定な 時期なので、見たい気持ちはわかるが、がまんしてほしいと思う。 −18− |
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