双六岳

双六岳(2860m)は花の百名山
昨年2008.08.27〜29 2泊3日の行程。

登山概略図
 
新穂高ロープウェー乗り場から
蒲田川左俣の橋を渡り、
わさび平小屋まで行き1泊。
 
林道を緩やかに登ると、林中の木に絡んだ
蔓性の植物に多く出合えた。
既に花は終わり、実が成っていた。
 
秩父沢を越えるといよいよ登山道らしくなる。
鏡平山荘をへて双六小屋へ、
雨の中双六岳に一気に登った。
 
花の百名山の表題になっている
トウヤクリンドウが山頂に群生していた。

ツルニンジン(ジイソブ)
 
キキョウ科 (Campanulaceae)
Codonopsis lanceolata
 
学名の属名は釣鐘状の形から命名。
 
茎を傷つけると白い乳液が出て
大変臭い。
少し小さいものをバアソブという。
 
この花の中を覗くと下半分に濃い紫色の斑点があり、
それをそばかすに見立てて
婆さんのソバカスと名付けられた。
 

ミヤママタタビの実
 
サルナシ科 (Acinidceae)
Actinidia kolomikita
 
属名は柱頭が放射線状並ぶ、という意味から。
 
雌雄異株。若葉の時表面が白色で
花が咲いた後に葉紅色を帯びる。

オオヤマレンゲ
 
モクレン科 (Magnoliaceae)
Magnolia sieboldii
 
属名はフランスの植物学者の名前。
 
和名は大和の大峰山に多いことから命名。
残念ながら花は終わっていた。

秩父沢
 
山の傾斜はキツクなっていく。
 
岩のゴロゴロした河原は
休憩にもってこいの場所。

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Last updated: 2009/11/9