やはり、家族にお墓の準備の苦労をかけたくないと思う方が建てる場合が多いですね。
お墓を建立すると決めたら、はじめにすべきことは墓地の永代使用権を取得することです。 まずは墓地を探すことからはじめましょう。墓地が見つかっても空きがあるとは限りませんし、また予算やお客様の条件などに合わないこともあります。お客様が条件をきちんと決めて、それに合う墓地を選びましょう。
お墓のお値段は基本的に「石の種類」「石の使用量」「デザインによる加工費」で決まります。 墓地が決まれば広さが決まりますので、お客様のお墓に対する想いをお伝え頂きお見積りさせていただきます。
実際にお墓の大きさや形を決めます。初めからイメージがある場合はそれをお伝え頂き設計致します。しかし、イメージをつかめていない場合もあるかと思います。その場合、当店ではお客様と一緒に建てる墓地に行き、周りのお墓を参考に解説しながらイメージを膨らませ、故人やご家族の想いをうかがいイメージを固めていきます。
刻む文字は宗旨や宗派により色々あると思いますので、お寺様に立てる場合はご住職に確認するとよいでしょう。 「愛」「和」など自由な文字を使う場合もあります。その場合でも、供養する心を忘れないようにしましょう。 家紋は本家の家紋を使う事が一般的です。本家のお墓を見たり、紋付を確認しましょう。
良い石材店とはなんでしょう?
お墓は立ててから何年何十年はては何百年と、代々受け継がれていくものです。通常の買い物の様に、売って終わり、買って終わりという訳にはいきません。建てたお墓をきちんと保証し、面倒を見続けられる信頼のできる石材店でなければいけません。 補修作業は可能か?自社工場はあるのか?アフターサービスをきちんと確認した方がよいでしょう。また、その石材店が建てたお墓を見てみるのも大変参考になると思います。 なんにせよ、直接石材店に足を運んでいただき雰囲気を確かめてもらうのが一番だと思います。
墓地の種類は、大きく3つの種類に分けることができます。 民営墓地…営利を目的としない公益法人や宗教法人などが経営を許可されて運営している墓地のことです。 公営墓地…都道府県や市町村などの自治体が運営している墓地のことです。 寺院墓地…寺院が運営している墓地のことです。
墓地までの交通機関や所要時間などの交通の便は大切なポイントです1日がかりになる所より、できれば半日で気軽に行けるような場所を選びたいものです。 ポイントとしては、日当たりがよいか、水はけは良いか、平坦か斜面か、樹木は木陰を作ってくれる反面、落ち葉などで掃除が大変になったり根っこでお墓を持ち上げてしまう場合がありますのできちんと確認しましょう。 お墓参りはずっと続けていく事ですので、年をとってからもお参りしやすい場所がよいでしょう。 このあたりは石材店さんと一緒に墓地を周って確認をすると、ご希望にあった提案をしてもらえると思います。 5 施設や備品はどうなっているか お墓の管理は、自分の所だけ良ければいい、というものではありません。共有部分の掃除や除草などがきちんと行き届いていないと、墓地全体が荒れた感じになります。また、管理がしっかりできていなければ、墓地そのものの維持にも不安が生じます。 他にも、駐車場はあるのか手桶や柄杓などの備品が用意されているかなども確認した方がよいでしょう。 6 条件を確認しよう 墓地によっては、墓石の大きさや高さ、形などが制限されている場合があります。 他にも、管理費や区画をきちんと確認した方がよいでしょう。 7 お墓を選ぼう お墓の形には上記の墓地による条件以外に制約はありません。 お客様の想いを石材店さんへお伝えください。きっとお客様の納得される形を提案してくれる事でしょう。 お墓の価格判断は難しいと思いますが、地元で実績のある石材店さんなら安心してお任せしてもよいでしょう。なぜなら、今まで建ててきたお墓も、お客様に建てるお墓もそのお店の信頼を背負っているからです。法外な値段で建ててしまうと、そのお店の評判を著しく落としてしまうからです。