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初めてのお墓づくり

お墓を建てる判断として『いつ建てるのか?』という事が一つの基準になります。
時期に応じたお墓の選び方を紹介いたします。

建てる期限を決める

お墓をいつまでに建てたらよいかということには、決まりはありません。ただし、墓地使用規則にお墓の使用権取得後、何年以内に墓石を建てなければならないと決められている場合には守らなければなりませんのできちんと確認しましょう。

お墓を取得するのは、生前にお墓を建てる場合を除き、家族の死に直面してからです。葬儀を終えて通常の生活にもどるまで、たくさんのやつ事がありとてもあわただしく進むことでしょう。そういったときにお墓を建てるという問題がでてきます。

仏式では納骨は忌明けにすることが多いようです。忌明けは一般的には四十九日ですが、三十五日の所もあるようです。

一般的に多いのは、百ヶ日や一周忌に納骨し、それに合わせてお墓を建てるというものです。家族の死に直面して、それからお墓を探し、実際にお墓を建てるということになると、一般的には、それぐらいの日数は最低限必要になります。

忌明け(四十九日または三十五日)が過ぎたら、できるだけ早く、遅くても三目忌までにはお墓を建てたいものです。
一周忌まで、あるいは三回忌までにはお墓を建てることができる、という場合には、ご自宅で安置するか、お寺様などに預かってもらいましょう。

生前にお墓を建てる

生前に自分の墓地を取得しお墓を建てる場合、次のような理由で建てる方が多いようです。

1.自分の考えに合ったお墓を建てたい。
2.お墓のことで、子供に負担をかけたくない。


ただ、自分の考え方に合ったお墓とはいっても、あまりにも突飛なものは承継者がいる場合には、承継者の精神的な負担になったりもします。できれば自分の考えにも合い、子孫にも負担とならないようなお墓が望ましいのではないでしょうか。

墓地を取得し、生前に墓石を建てる場合には、使用契約に墓石などの制限がなければ使用者の自由が利きます。ただし、場所によって墓石の形や大きさについて多少の制限があることもあります。

やはり、家族にお墓の準備の苦労をかけたくないと思う方が建てる場合が多いですね。


四十九日までに建てる

大切なご家族が突然亡くなり四十九日までにお墓を建立したいというお客様へ、短い時間で建立する手順を紹介いたします。

1 建てる場所を決める


お墓を建立すると決めたら、はじめにすべきことは墓地の永代使用権を取得することです。
まずは墓地を探すことからはじめましょう。墓地が見つかっても空きがあるとは限りませんし、また予算やお客様の条件などに合わないこともあります。お客様が条件をきちんと決めて、それに合う墓地を選びましょう。

2 予算を決める


お墓のお値段は基本的に「石の種類」「石の使用量」「デザインによる加工費」で決まります。
墓地が決まれば広さが決まりますので、お客様のお墓に対する想いをお伝え頂きお見積りさせていただきます。

3 大きさ・形を決める


実際にお墓の大きさや形を決めます。初めからイメージがある場合はそれをお伝え頂き設計致します。しかし、イメージをつかめていない場合もあるかと思います。その場合、当店ではお客様と一緒に建てる墓地に行き、周りのお墓を参考に解説しながらイメージを膨らませ、故人やご家族の想いをうかがいイメージを固めていきます。


 墓石に刻む文字・家紋を決める


刻む文字は宗旨や宗派により色々あると思いますので、お寺様に立てる場合はご住職に確認するとよいでしょう。
「愛」「和」など自由な文字を使う場合もあります。その場合でも、供養する心を忘れないようにしましょう。
家紋は本家の家紋を使う事が一般的です。本家のお墓を見たり、紋付を確認しましょう。


間に合わない場合は・・・
四十九日までにお墓の建立が間に合わない場合、お骨を自宅に祀ったり、お寺様で預かっていただき、百ケ日法要や一周忌までの間にお墓を建立することもできます。

ご予算が合わない場合は・・・
お墓のお値段は石の種類、大きさ、デザインでいろいろと上下いたしますので、こういう時こそ石材店に相談してみましょう。ご予算に合わせ、納得のいくデザインや方法を提案してもらえるかもしれません。

一周忌や三回忌までに建てる

一周忌や三回忌までにお墓を建てる場合、お墓建立までに余裕があります。
納得にいくお墓の選びのポイントを紹介いたします。

1 良い石材店をみつけ


良い石材店とはなんでしょう?

お墓は立ててから何年何十年はては何百年と、代々受け継がれていくものです。通常の買い物の様に、売って終わり、買って終わりという訳にはいきません。建てたお墓をきちんと保証し、面倒を見続けられる信頼のできる石材店でなければいけません。
補修作業は可能か?自社工場はあるのか?アフターサービスをきちんと確認した方がよいでしょう。また、その石材店が建てたお墓を見てみるのも大変参考になると思います。
なんにせよ、直接石材店に足を運んでいただき雰囲気を確かめてもらうのが一番だと思います。


2 使用規則に従うことが必要

お墓の使用者はお墓を勝手に使えるのではなく、使用規約などに従う必要があります。
使用規則を守らなかった場合には、使用権を失うこともあり得ます。使用規則は、きちんと読んで理解しておくことが大切です。

3 墓地の形態を確認しよう


墓地の種類は、大きく3つの種類に分けることができます。

民営墓地…営利を目的としない公益法人や宗教法人などが経営を許可されて運営している墓地のことです。


公営墓地…都道府県や市町村などの自治体が運営している墓地のことです。


寺院墓地…寺院が運営している墓地のことです。



4 お参りがしやすいか


墓地までの交通機関や所要時間などの交通の便は大切なポイントです1日がかりになる所より、できれば半日で気軽に行けるような場所を選びたいものです。
ポイントとしては、日当たりがよいか、水はけは良いか、平坦か斜面か、樹木は木陰を作ってくれる反面、落ち葉などで掃除が大変になったり根っこでお墓を持ち上げてしまう場合がありますのできちんと確認しましょう。
お墓参りはずっと続けていく事ですので、年をとってからもお参りしやすい場所がよいでしょう。
このあたりは石材店さんと一緒に墓地を周って確認をすると、ご希望にあった提案をしてもらえると思います。

5 施設や備品はどうなっているか

お墓の管理は、自分の所だけ良ければいい、というものではありません。共有部分の掃除や除草などがきちんと行き届いていないと、墓地全体が荒れた感じになります。また、管理がしっかりできていなければ、墓地そのものの維持にも不安が生じます。
他にも、駐車場はあるのか手桶や柄杓などの備品が用意されているかなども確認した方がよいでしょう。

6 条件を確認しよう


墓地によっては、墓石の大きさや高さ、形などが制限されている場合があります。
他にも、管理費や区画をきちんと確認した方がよいでしょう。

7 お墓を選ぼう

お墓の形には上記の墓地による条件以外に制約はありません。
お客様の想いを石材店さんへお伝えください。きっとお客様の納得される形を提案してくれる事でしょう。
お墓の価格判断は難しいと思いますが、地元で実績のある石材店さんなら安心してお任せしてもよいでしょう。なぜなら、今まで建ててきたお墓も、お客様に建てるお墓もそのお店の信頼を背負っているからです。法外な値段で建ててしまうと、そのお店の評判を著しく落としてしまうからです。


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