還暦同窓会 小・中学校 パート2 


3/9(日)


岡山県の片田舎、私を育ててくれた「呰部小学校・中学校」の還暦同窓会に出席してきた。昨年、20年に1度の遷宮「伊勢神宮」にお参りしたが、今回は完結編で60年に1度の遷宮「出雲大社」だ。
岡山駅から5人、総社で2人、地元呰部から8人、総勢15人を乗せて出発。ほぼ、昨年のメンバーとなった。

しばらく米子道を走ると、右手に「蒜山三山」が見えてくる。2回ほど来たことはあるが、これまで意識していなかった。上蒜山・中蒜山・下蒜山と連なる山々が美しい。山に登り始めて少し見方が変わってきた。

米子道を北上すると、やがて、さらに美しい山が現れる。「大山」だ。西からの大山は、「伯耆富士」と言われるが、雪を覆った、美人の大山を眺めることができた。(後でニュースを聞いたのであるが、この日大山に登った登山者3人が遭難、1人死亡、2人意識不明とのこと。残念だ。)

 
バスの中 まだまだ若いですよ〜

 
宍道湖

さて、バスは順調に進み、11時40分頃松江に到着。食事をとって、最初の観光は、松江城の堀川めぐりだ。約1時間程度で、松江城のお堀を一周する。この堀川は、松江城の築城(1611年)と同時に造られたそうで、城と堀が現存するのは、全国でも珍しいとのこと。いくつもの橋の下をくぐっていくが、数か所の橋は橋げたが低くなっていて、船の屋根を下げて通過する。


船の中から松江城


 

屋根を下げて通過


 

玉造温泉松乃湯

 
NHKのど自慢大会でチャンピオンのふみちゃん

この後「いずもまがたま伝承館」に立ち寄り、3時30分頃、本日の宿「玉造温泉松乃湯」に到着。
今年も宴会盛り上がりました。なんてたって、NHKのど自慢大会でチャンピオンに輝いた「ふみちゃん」登場ですから。最後には「♪ぼくら、離れ離れになろうとも、クラス仲間は、いつまでぇも〜♪」の絶唱で締めくくった。




3/10(月)

玉造温泉の宿を9時に出発。出雲大社に向かう。時折激しく雪が舞う。約1時間程度で到着。昼食をとるお店の方の案内で参拝した。出雲大社は「平成の遷宮」と言われ、昨年60年ぶりに遷宮が行われた。奇しくも、前回の遷宮が、還暦を迎えた我々の生まれた年(昭和28年)であり、今回が還暦の年というわけだ。

 
神楽殿

 
記念撮影


まず、神楽殿に案内される。ここの縄(大注連縄)は、長さ13m、重さ4.5トンだそうで、日本最大級とのこと。圧倒される。次に手水舎のほうへ回って、手を清めて、銅の鳥居をくぐると拝殿があって、その奥に本殿がある。本殿は神社建築の中で、日本一だそうだ。「これからの人生、無事で長生きできるよう頑張ります。」と誓ってきた。


 
本殿

 
参道で


参拝を終えて昼食をとり、次の目的地「島根ワイナリー」へ向かった。そのあと鳥取経由で「境港さかなセンター」「お菓子の寿城」と立ち寄って今回の還暦同窓会を終了した。4年後の65歳での再会を約束して。

だれでもそうなのかもしれないが、歳を重ねてくると、昔を懐かしく思うことが多い。今回の同窓会は、小学校・中学校と机を並べてきた友だ。会えば、40、50年前がよみがえってきて、当時のできごとが思い出される。

若いころは、過去を振り返るような余裕もなかったし、目の前のことをこなすのが精一杯という感じだったので、今改めて、定年を過ぎて、このような同窓会に参加してみて、自分の人生を振り返る良い機会を得たように思う。人生の折り返し地点を超えたようであるが、最後までまっとうに生きていきたいと思う。大いに楽しみながら。


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