H26.2.23 伊吹山

2周続けて土日雪のにっぽん列島。久々の快晴。いつ山へ行くの。今でしょう。というわけで、数日前から西穂高方面を計画していたのだけど、土曜日急な用事ができて、日帰り伊吹山に登ってきた。最近運動不足でもあったので、トレーニングと雪山の訓練も兼ねて行ってきた。

自宅を6時30分出発。名古屋駅7時32分発の特別快速で近江長岡駅まで約1時間。10分の待ち合わせで伊吹山登山口行きのバスに乗車。15人ほど乗れる路線バスは全員登山者だ。

バスは、9時に登山口到着。雪の登山口を想像していたが、日陰にたまった雪がある程度で、ほとんどなし。この時期この地区は有名なほど雪が積もるところなのにね。甲州・奥秩父では記録的な大雪だというのに、今年は、ちょっと異変かも。

まずは、三宮神社に安全登山のお参りを済ませ、9時10分登り始めた。一合目まで樹林帯の中を歩くが、ところどころ凍って滑りやすいところもある。約30分で1合目到着。けっこう暖かくて、ここまででずいぶん汗をかいた。

 
伊吹山登山口

 
一合目辺りの登山道

一合目からは、元スキー場を登る。さえぎるものがないので全く雪が付いていない。10時30分三合目到着。やっと雪が現れた。でもアイゼンを装着するほどでもない。登山道は五合目付近まで地面がでている。

六合目からアイゼン装着。ここから冬道だ。直登に近い。冬道と言っても、ほとんどないも同然で、いくつものトレースが付いている。本日も多分2〜3百人の登山者だったと思うが、好きな道を選んでいた。

 
三合目から伊吹山を仰ぐ

 
八合目付近から登ってきた登山道を振り返る

伊吹山がいいのは、天気がいいと眼下に終始琵琶湖を望みながら登ることができるところだろう。そして登ってきた登山道ももちろん眺めることができる。六合目付近から上に行くほど傾斜はきつくなる。

小学校低学年と思われるお譲ちゃんが、お祖父さん(多分)に連れられて来ていたが、かなりスパルタ的に指導されていた。ちょっと気の毒に思ったが、強い登山家に育てるための英才教育かな。それとも上村愛子や高梨沙羅に育てたいのかな。

 
琵琶湖方面(写真はちょっと見えにくい)

 
もう少しで頂上です

12時20分頂上到着。登りの時間3時間10分だった。ほぼ無雪期のコースタイム程度か。東に岐阜の山々、かすかに御嶽山。西に比良山地、眼下に琵琶湖。山はやっぱりお天気次第だ。と改めて思う。

もってきたサーモスのお湯でコーヒー入れて、昼食をとった。頂上からの眺めを楽しんで、13時下山開始。

 
伊吹山頂上

 
頂上から岐阜県側の山々

今度下りは、直下降だ。滑りながら急な雪の中を下る。尻セードの人もいる。最近尻セード用のボードも市販されていて、多くの人が持ってきている。伊吹山は尻セードのメッカと言うことのようだ。

14時45分登山口到着。下りは1時間45分だった。14時30分のバスは出たところで、次のバスまで1時間以上の時間があった。食堂と書いた看板のお店に入ったが、ビ−ルは缶ビールしかなく、おつまみはピーナツ程度。ちょっと残念。

本日は晴天なり。冬の伊吹山を楽しんできた。

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