日本一多くの人が登る山「高尾山」に登ってきた。年間250万人を超える人が押し寄せる山だ。早朝高尾山に登り、陣馬山までの奥高尾を縦走。約7時間の色づく秋の山を楽しんできた。 これまで山に登ってきて、実は「高尾山」は、未踏峰だった。「高尾山に登らずして、山は語れない。」と言われないと思うが、一度は登っておこうと、ちょうど紅葉のシーズンでもあるし、所用のため上京する機会に合わせて計画した。 立川のホテルを5時30分に出発。6時20分頃高尾山口に到着。初めてであるし、1号路を選択。早速歩き始めた。本日は天気も良く、たぷん1万人を超える人が登ってくるだろう。早朝なので、人の波を受けないで登ることができた。 |
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1号路登山口 |
薬王院の紅葉 |
約40分でロープウェイ高尾山駅に到着。薬王院の中を通過して、高尾山頂上には7時40分に到着した。天気にも恵まれて、白く輝く富士山が、きれいに眺められた。午後から姿を隠したことを思うと、山はやはり早立ちかいいと感じた。 また、頂上からは、東京方面、横浜方面、埼玉方面を見下ろすことができる。ミシュランの三つ星を獲得した山だそうだが、人気のあることがうなずける。 |
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高尾山から富士山を望む |
高尾山頂 |
さあ、今日は陣馬山までの縦走を予定している。この奥高尾の縦走コースも、けっこう多くの人が歩いている。驚いたのは、トレランの人が多いということだ。トレランする人にとって、奥高尾のコースは、それほどの起伏もないし、登山道も整備されていて広く、練習に恰好のコースだろう。 高尾山から約50分、小仏城山に到着。小仏バス停方面からや相模湖方面からの登山道もあって、茶店が賑わっている。持ってきたお湯でコーヒー入れて小休止。 さらに歩くこと45分。景信山に到着。八王子、新宿方面を見渡すことができる。富士山もまだ、顔を出していた。景信山から1時間10分、明王峠に到着。11時過ぎていたので昼食にした。 |
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小仏峠 |
景信山 |
約30分の休憩をとり、陣馬山に向かう。明王峠から約30分、最後の目的地陣馬山12時ちょうどに到着だ。ホワイトホースが迎えてくれた。(外人さんが、しきりにホワイトホース、ホワイトホースと言っていたので) 標高857m、本日の最高地点となる。富士山はこの時間姿を隠してしまったが、近くの丹沢山系、奥秩父の山々を望むことができた。 |
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陣馬山頂上の白馬 |
頂上から丹沢方面 |
頂上には茶屋もあって、多くの人出賑わっている。名物(?)けんちん汁をいただいた。 12時20分、陣馬高原下のバス停に向かって下山開始。約55分でバス停に到着。臨時便もあって、予定よりも早く高尾駅に帰ってきた。 都心から、これほど近いところに、素晴らしい山がある。いつもながら、私も山を褒めてばかりではあるが、まだ見ぬ山、そしてそこからのまだ見ぬ眺めに飽きることはない。 |
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