開田高原スノーシューハイク H25.2.10

 
クラブツーリズム(旅行会社)主催の「御岳開田高原スノーシューハイク」にK君と参加してきた。日帰りでスノーシュー・ストック、レンタル付きのリーズナブルなバスツアーだ。来月北八ヶ岳の練習もかねて、「心の洗濯ロード」(パンフレット記載)をスノーシューで楽しんできた。

7時50分名古屋駅集合、8時過ぎに出発。最近のバスツアーは人気があると聞いてはいたが、このツアーはバス2台で約80人の参加者だ。山岳雑誌も「今年は、スノーシューで雪道ハイク」とか、「雪山デビュー」とか紙面を踊っている。夏山の人気もさることながら、冬もちょっと行ってみたいと思うようになった人が増えているような気がする。

名古屋駅西口は、他のツアー客(京都方面、静岡方面、熊野古道方面などなど)もあって、ごった返していた。


 
MIAスキー場から仰ぐ御嶽山

 
スキー場から中央アルプス

目的地、開田高原のMIAスキー場に11時45分頃到着。天気は良いが、御嶽山は頂上付近少し雲がかかり始めていた。センターハウスで食事を済ませ、準備されていたスノーシューとストックを持って、スキー客に混じりリフトに乗りこむ。センターハウスの標高は、1,5700mで、リフト頂上は1,820m、標高差は250mである。

今日のコースは、ここリフト終点地点から林間コースを下ってくるだけの初心者向けのハイキングとなっている。最初に少しゲレンデに沿って下るが、林間コースは旧森林鉄道の跡を歩くのでほとんどフラットになっている。ダケカンバ、杉の立ち並ぶ林間を歩く。そして最後にまた、ゲレンデに沿って標高差100mを下るコースだった。

余談ではあるが、森林鉄道は伊勢湾台風(昭和34年)の頃一番の最盛期で、昭和40年頃から徐々に廃線となっていったそうだ。御岳は、ヒノキ等の高級木材が多く採れたので、森林鉄道も多かったようだ。


 
 
大盛況のスノーシューハイク

 
林間コースを歩く

林間コースからゲレンデに出たところで視界が開けた。中央アルプスの山々がきれいに輝いていた。15時30分頃センターハウスに到着。ほとんど下りなので汗もかかなかった。スノーシューを付けて、約2時間30分冬のハイキングを楽しんできた。


 


 
白川氷柱群

1時間程度休憩して、バスは16時40分に出発。帰路の途中、「白川氷柱群」に立ち寄った。寒中になると姿を現す氷柱で、御岳白川西野川にある。夜にはライトアップされるようであるが、ちょうど到着したのが、ライトアップされる前で、周りもまだ明るさを保っていたので、それをみることはできなかった。

 
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