H24.10.8 仙ヶ岳

 
3連休の最後の日、鈴鹿の鹿島槍「仙ヶ岳(961m)」に登ってきた。 3連休は南アルプスを計画したが、都合が悪くなったので日帰り山行ということにした。鈴鹿の山は、自宅から登山口まで1時間程度で行けて、楽しい山が多いので気に入っている。仙ヶ岳は、2つのピークを持つ双耳峰だ。

ゆっくりめの8時に自宅を出発。伊勢湾岸道・東名阪道経由して鈴鹿インターチェンジを出ると20分で登山口到着する。9時10分登山口を出発。1時間程度は林道歩きだ。現在道路工事中で、キャンプ場の駐車場から通行止めとなっている。予定より30分ほど余分に歩くこととなった。

本格的な登山道に入ると、すぐに沢を渡って左岸に道が付いている。そこから10分程度歩くと、仙鶏尾根経由と小社峠経由の分岐となっているが、登りは仙鶏尾根を選択した。右岸に渡って急登となる。鈴鹿の山は三重県側からは、けっこう急峻な道が多く、この山も例外ではなかった。ほとんど風がないので、相当量の汗をかいた。

仙鶏乗越に10時50分到着。一息入れた。ここからも尾根道であるが、ロープを張った険しいポイントもあって楽しませてくれる。11時20分東峰に到着。ここには、奇岩「仙ノ石」がある。御在所岳の「おばれ石」とともに鈴鹿の奇岩というそうだ。

 
双耳峰の仙ヶ岳

 
東峰にある奇岩「仙ノ石」

東峰から約15分、仙ヶ岳の頂上に到着。(11時35分) 頂上からは、鈴鹿の槍ヶ岳「鎌ヶ岳」その隣に御在所岳が。そして南東の方面に伊勢湾を見下ろすことができる。

今回の山旅では3人に出合っただけだけど、そのうちの1人頂上で出合った。お互いに頂上写真を撮った。小社峠方面から登ってこられたみたいなので、情報交換して別れた。ちょうどお昼時なので、頂上でお湯を沸かして伊勢湾を眺めながら昼食にした。
 
鈴鹿の槍ヶ岳「鎌ヶ岳」と「御在所岳」

 
伊勢湾方面を見下ろす

約40分の頂上を楽しんで、12時15分下山することとした。小社峠からの道もけっこう急峻だ。いくつもの沢を渡って下山するが、これまた道がわかりにくい。迷い道くねくねして、動物的感を頼りになんとか下山して、林道に辿りついた。

駐車場にほど近いところに「屏風岩」という景勝地があるので、行ってみた。本日のハイライトかも。沢の両側が切れ落ちていて、まさに屏風のようだ。14時15分駐車場に到着。
 
屏風岩1

 
屏風岩2

鈴鹿には、槍ヶ岳かあったり、鹿島槍があったり。もっとほかにも鈴鹿のなんとかとありそうだ。静かな山旅だった。

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