立山縦走&アルペンルート 2024.8.2〜8.4
 
名古屋の山の会メンバー8人で立山縦走とアルペンルートを楽しんできた。15年前単独で同じコースを歩いている。今回も、メンバーの希望もあって縦走コースとした。3日間好天に恵まれて3000mの稜線歩きは最高だった。個人的には、15年前と比べて体力も落ちていて、稜線のアップダウンは厳しく感じた。

2024.8.2(金) 1日目

朝7時10分発、名古屋から富山行きのバスで出かけた。富山へは20〜30分ほど遅れて到着。余裕を見ていたので予定通り、立山方面の電車に乗れた。立山駅からはケーブルカー、高原バスに乗り継いで室堂に15時前に到着。先に到着していた2人と合流。

記念撮影後、本日の宿泊地一の越山荘を目指す。標高2450mの室堂から2700mの一の越まで約1時間で到着。平地と比べて涼しいとはいうものの天気がいいので、そうとうな汗をかいた。


室堂にて8人のメンバー

 

室堂から雄山方面

 
一の越山荘からは、北アルプス、南アルプスが展望できる。天気がいいので槍穂高がはっきり確認できた。山小屋到着して、とりあえずのビール。槍穂高を眺めながらのビールは格別。
 

一の越から雄山

 

夕日を眺める登山者

2024.8.3(土) 2日目

朝食を済ませて、6時40分出発。朝一で急登を約1時間、雄山頂上に到着。頂上登拝のために700円を支払って神殿に入る。神職の方がみことを読み上げてお祓いしてくれる。最後に神職の音頭で万歳三唱で締めくくる。
 

雄山山頂

 

真砂岳

 
主峰雄山(3003m)を後にして、本日はここからが長い。 最高峰の大汝山(3015m)、富士の折立、真砂岳と経由して別山に到着したのは12時過ぎだった。それにしても15年前は、縦走のアップダウンはそれほど気にならなかったが、今回はけっこう登りが厳しいと感じた。最近トレーニングもあまりできていなかったことも影響しているか。

別山からは、剱岳が目の前に大きく迫る。昼食にしてしばらく休憩。ここから約30分、別山乗越に到着。あとは、雷鳥沢まで下るだけとなる。別山乗越でしばらく休憩していよいよ下りに係ったところで、メンバーの1人が転倒して深い傷を負った。自力で歩ける状態ではあったが、応急処置をして雷鳥沢の診療所で見てもらうことにした。

本日の宿雷鳥沢ヒュッテに15時30分頃到着。

別山から剱岳

 

別山にて

2024.8.4(日) 3日目

雷鳥沢ヒュッテを6時30分過ぎに出発。室堂よりも低い位置まで下山しているので室堂までは数百メートル登ることになる。昨日の疲れもあって登りは重い。7時30頃室堂駅まで戻ってきた。

地獄谷

 

みくりが池

 
室堂からは、立山トンネルトロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで黒部ダムへ到着。よくこんなところにこんな大きなダムを建設したのだなあと感心させられる。
 

黒部第四ダムにて

 

展望台から黒四ダム

アルペンルート最後はトンネルを走る電気バスで扇沢へ。そして扇沢からは路線バスにて信濃大町駅。信濃大町駅近くの蕎麦屋さんで軽く打ち上げてアルペンルートが完結した。
 
年度別登山口へ  山岳名登山口へ   番外編へ   トップページへ