「霊仙山」何か神秘的な響きのある山である。鈴鹿山系の一番北側に位置する山で、新幹線や名神高速道路を挟んで伊吹山と対峙している。Ｋ君の車で名神高速米原経由、榑ヶ畑（くれがはた）登山口へ。8時過ぎに登りはじめた。

登山道へ小川が流れ出ているところもあって、歩きにくく、森林の中鬱蒼としている。かつて林業が栄えていたのか、今では荒廃した民家が何件かあった。地図には「廃村」と記されている。

登山口から２０分ほど歩いて「汗フキ峠」に到着。もう一方の登山口と合流する。汗を拭いてしばらく休憩。登山道は、よく整備されていて、登りやすい道だ。汗フキ峠から約３０分で見晴台に到着した。（9：00）北西方面に琵琶湖を見下ろすことができる。

ここからは、けっこう急勾配となっていて、ロープの箇所もある。登りきると「お猿岩」と呼ばれるところがあり、少し歩くと「お虎ヶ池」に出る。切り開かれた道を進むと「経塚山」に到着だ。（10:10）石灰岩の山だ。

さらにそこから１５分程度で、「霊仙山（1084ｍ）」に到着した。頂上で昼食をとって約３０分休憩した。天気も良く、北に伊吹山がどっしり構えている姿を見ることができた。この山は大規模開発が行われていないため、自然が多く残っている。

最高地点（1094ｍ）は別の場所だったが行かなかった。帰りは来た道を下り、登山口には、１２時５０分に到着た。約５時間の山歩きだった。

 
　　　　霊仙山頂上　　　　　　　　　　　　雲の向こうに伊吹山　　　　　　　　　　　　　　山頂から最高峰方面

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