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前日までの2日間、所属している「日本相続学会」の研究大会が甲府市で開催された。せっかく甲府まで行くならというわけで、前からプランニングしていた乾徳山に登ってきた。実は研究大会に、上杉家9代目当主、仙台真田家13代とともに「乾徳山恵林寺」(武田信玄の菩提寺)の住職をパネリスト(戦国武将と相続500年)としてお招きしている。乾徳山に登ることは、私にとって必然だった。 甲府を7時30分頃出発。登山バスのある塩山へ。塩山駅から出ている8時30分のバスを待つ。バス停登山口までは、30分ほどだ。ここから乾徳山登山口の標識がある場所まで林道を約20分歩く。登山口を9時30分出発、本格的な登山道となる。 |
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渓谷入口 |
乾徳山登山口 |
しばらく樹林帯の急登を登ると、銀晶水・錦晶水と呼ばれる湧き水をとおり、国師ヶ原へ到着。ここまで約1時間30分だった。腰をおろして休憩。少し登山道から離れたところに避難小屋がある。 |
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乾徳山を仰ぐ |
国師ヶ原 |
国師ヶ原から目指す乾徳山の頂上方面が見えてきた。ここまでは特に危険個所はないが、ここからがこの山の真骨頂、鎖場が何か所かある。なかなかスリルがあって楽しい。それほど難しいわけではないが、集中して慎重に登らなければ、足を取られてしまう。 |
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鎖場1 |
鎖場2 |
ゴロゴロとした岩場を通過して登っていくと、やがて頂上に到着した。頂上直下の鎖場は、ほぼ垂直の一枚岩となっていて、ここだけはう回路があるので、やめた。果敢に挑戦している人もいたが、ここは遠慮したい鎖場だ。 |
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乾徳山頂上 |
頂上にて |
頂上からの展望はいまいちで、やはり午後早くから雲(ガス)がかかってきた。天気が良ければ、富士山も眺められるのだが。 今回の山行、仕事とセットでの山登り。天気を選べないが、頂上こそ展望ができなかったものの、雨も降らず、岩場のトレーニングもできたしで、良しとしよう。 |
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