H30.3.31〜4.1 毛無山・ダイヤモンド富士(朝霧高原)

3月31日は今月2回目の「満月」、ブルームーンと言うそうだ。富士山にかかる満月を「パール富士」、富士山にかかるお日様を「ダイヤモンド富士」と言う。これが見たくて、他の遊び(翌日東京ドームでの野球観戦)とかねて、朝霧高原へ出かけてきた。そして、せっかくだから日本二百名山の「毛無山」に登ってきた。効率的な計画だ。遊びの計画は大好きだ。

H30.3.31(土)

名古屋を東に向かう始発の新幹線に乗った。新富士駅8時前に到着。予約していたレンタカーで毛無山の登山口へ向かう。朝霧高原にある登山者用駐車場まで富士宮道路で約1時間。駐車場から登山口まで30分歩く。登りは地蔵峠経由の沢沿いの登山道を選んだ。登山口9時30分出発。

 
朝霧高原麓付近から富士山

 
麓から毛無山

しばらく林道を歩く。金の破砕機がおかれていた。この山に武田信玄の金山があったらしい。やがて沢道となり、何度も渡渉して高度を上げていく。このルートは一般ルートではないため、前も後ろも誰もいない、静かな山登りとなった。鹿が目の前に出てきた。冬眠明けの熊も出ないか少し心配したが、まだ眠っていたようだ。

それにしても、沢ルートは登山道がわかりにくい。よく見るとテープ等もあるがけっこうルートファンディングに苦労した。鈴鹿の山とよく似た感じの登山道だ。意外と時間を費やし、地蔵峠に11時15分到着。出発して2時間弱費やした。

 
金鉱石の破砕機

 
地蔵峠

12時30分毛無山頂上到着。登山口からちょうど3時間かかったことになる。標高差1000m、まずまずのペースだったが、タフな山だ。
朝方、晴れていて富士山も見えていたのだが、途中から曇ってきて、頂上到着したときは、完全に隠れてしまっていた。南アルプスも近くに見えていたのだが、頂上に着いた頃には西側も雲で覆われてしまった。残念ながらカメラに収めることができなかった。

 
毛無山頂上

 
ちょっとスリリングなところも

頂上には、数名の登山者がいたが、ほとんどの人は尾根道を登ってきた人だ。景色はないが頂上で昼食にした。下界では夏日だというのに、太陽が隠れると寒い。10〜15℃くらいだろうか。下山は、一般的な登山道の尾根道を選んだ。
登山口に15時頃戻ってきた。さっそく予約していた民宿へ行って汗を流す。天気の回復を祈って夕方を待った。

残念ながら、天気は回復されず、「パール富士」は拝めなかった。早めの食事で、早めの就寝。お疲れ様でした。(自分に)

H30.4.1(日)

まわりはもうすでに明るくなっている。富士山にかかる日の出は高いところから登るので遅い。まわりの景観を考えて猪頭公園で待った。6時41分最初の光が輝いた。ダイヤモンドの輝きだ。まさに神の宿る富士だ。これ以上の説明はいらないだろう。
 
平成30年4月1日の朝

 
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