H29.9.30 赤目四十八滝・長坂山

天気が良さそうなので、朝早起きして「赤目四十八滝」に行ってきた。古くからの名所で名前はよく聞いていたが、訪れるのは、初めてだ。いくつもの個性のある滝を見てきた。今年は、滝を見る機会が多いが、自然を感じて癒される。また、最近整備された「長坂山」はコースの中から登ることのできるトレッキングコースとなっているので、歩いてみた。

7時前、車で自宅を出発。湾岸自動車道・東名阪・名阪国道上野IC経由で9時過ぎ赤目四十八滝到着。駐車場はお土産屋さんに併設されている。800円也。(ちと高いと思うが…)

入場料400円也。渓谷入口を入ると「日本サンショウウオセンター」があり、そこを見学してスタートするようになっている。この渓谷にはサンショウウオが住んでいるようだ。

多くの滝が点在するが、「赤目五瀑」と言って特に見どころとされている五つの滝がある。スタートして5〜6分歩くと、「不動滝」がある。。不動明王にちなんで名づけられたようだ。かつて(明治中まで)はここまでしか入れなかったとのこと。

 
渓谷入口

 
不動滝

2つ目は「千手滝」だ。千手のように岩を伝って落水し、千手観音にちなんで名づけられたようだ。3つ目は「布曳滝」だ。一条の布をかけたように落ちる滝で滝つぼも深い。

 
 
千手滝

 
布曳滝

4つ目は「荷担滝」だ。岩を挟んでふたつに分かれて落ちる滝だ。すぐ上にも滝が続いていて、美しい。一番奥にあるのが、「琵琶滝」だ。ここまで入口から約1時間30分。琵琶に似ているところから名づけられたようだ。

 
荷担滝(にないたき)

 
琵琶滝

渓谷などに咲く「大文字草」が静かに咲いていた。
 
大文字草

 
最後の滝から30分ほど戻ったところに、長坂山へのトレッキングコースの入山口がある。登山道は最近整備されたようで、土は柔らかい。登山口から、いきなり急坂となって高度を上げていく。いったん標高差200mほど登って、少し下って登り返すと長坂山の頂上が現れた。周りは樹林でおおわれているので、展望はない。

 
長坂ルート

 
長坂山頂上

ところどころにビューポイントがあって、下界を眺められる場所がある。入山口から約2時間の山歩きをした。反対側から登ってくる人はいないので、出会った人は3人だけ。静かな山歩きだった。

 
頂上付近からの展望

 
年度別登山口へ  山岳名登山口へ   番外編へ   トップページへ