宮路山・五井山(H22.1.23)

I君の水彩画展を豊橋美術博物館で開催しているというので、見に行くことになったが、どうせ豊橋方面に行くなら、三河の山を散策してみたいと思って、宮路山・五井山に登ってきた。

朝自宅を8時頃出発。名鉄電車で名電赤坂まで行く。ここはかつて旧東海道の宿場町として栄えたところで、町並みも整備されていた。駅から、この町並みを通って山に向かって歩くとすぐに宮道天神社がある。まずはここで手を合わせて登山の開始だ。必ずといっていいほど登山口には神社がある。

林道を進むとやがて登山道があり、杉林の中、高度を上げていく。ここもよく整備された道だ。宮路山頂上手前を左に行くと、宮道天神社奥ノ院がある。分岐に戻り、また登り返すと100mほどで宮路山頂上に到着。(10:15頃)名電赤坂駅を出発して約1時間だった。

石碑の前で、ちょうどその時登ってこられた方にシャッターを押してもらって記念撮影。ここからは、豊橋方面と渥美半島の眺めがいい。東に見る太陽の反射した海が眩しい。しばらく休憩後、五井山に向かった。ここから五井山までは縦走だ。雑木林の中を上り下りの尾根道を進む。1時間弱で五井山頂上に到着した。(11:45頃)

頂上からは、蒲郡の町並み、ラグーナ蒲郡、ヨットハーバー、そして海に浮かぶ小島が一望できる。バノラマを楽しみながら、持ってきたおにぎりと水筒のお湯で紅茶を飲んだ。

30分程度頂上にいたが、寒いので下山することにした。蒲郡へ下山することも考えたが、予定通り尾根道を戻り、長沢駅へ下ることとしたが、途中道標で「長沢駅」とあったので近道かと思って下ったところが、林道に出てしまった。そのまま林道を下ることにしたが、ほとんど尾根道と平行していて下っていなかった。1時間ほど林道を歩き、当初予定していた第2駐車場に到着した。(12:45頃)

ここからは、長沢駅まで沢を下っている。小川を右に左と変えながら下っていって、長沢駅に着いたのは13時30分前だった。下山の2時間は誰にも会わなかった。静まり返った山の一人歩きもまた楽しからずや。

もちろん、この後長沢駅から豊橋まで電車に乗って、I君の水彩画展を見てきた。


      林道から分岐登山口                   五井山頂上から蒲郡

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