H27.11.21 南木曽岳

 
3連休の初日、K君と南木曽岳に登ってきた。休日3日間も家でごろごろできない。出かけるとなると山でしょう。ということで天気予報を見て、一番いい日が本日だった。南木曽岳は三百名山ではあるが、中央アルプス、北アルプス、南アルプス、すべての日本アルプスを見渡すことのできる展望の山だった。

午前7時、K君が自宅まで迎えに来てくれた。連休初日とあって、高速道路はやや混んでていたものの、9時過ぎには登山口のある「あららぎ」の駐車場に到着。それほど知られた山ではないが、2か所ある駐車場に30〜40台すでに来ていた。人気の山だ。

9時20分、登山日誌と書かれた登山届に記帳して歩き始める。そして、登山道から、登りと下りの分かれている分岐まで緩やかな道を約10分。分岐を過ぎると急登が始まる。気温は10℃前後だと思われるが、いきなり汗が噴き出した。さすがに木曽の山、はしごや階段はすべて木製だ。けっこう急ではあるが、楽しむことができる。

 
登山道入口

 
登山道と下山道の分岐

おっと、頂上だ。駐車場を出発して1時間50分、11時10分に頂上到着だ。まだ、もう少し先かと思ってたら、いきなり頂上だった。頂上からの展望はない。先に進んだ。避難小屋近くの展望台まで歩を進めることにした。

15分ほど歩いたところに展望台がある。ここからの展望は見事だ。表現は悪いが、期待を裏切って素晴らしい。まずは「御嶽山」が目に飛び込んできて、北アルプス「乗鞍岳・穂高連峰・槍ヶ岳」がしっかり確認できる。中央アルプス「木曽駒ヶ岳・空木岳・南駒ヶ岳」は近い。さらに南アルプスが遠望できる。

 
南木曽岳頂上

 
展望台から御嶽山・乗鞍岳

 
展望台から北アルプス(槍・穂高・乗鞍)

 
展望台から中央アルプス(木曽駒・空木)

ここで昼食にした。今日は少し工夫してみた。山の人が好む「マルタイラーメン」をK君に持ってきてもらい、私の方は「チャーシュー・メンマ・ネギ」を持参。これでグッとラーメンをおいしくいただける。調理済みの「おでん」も温めていただく。これも山の楽しみだ。

 
下山道

さて、下山道は登ってきた道と別ルートになっている。少し遠回りになるが、この山は一方通行になっている。

下山道も気の抜けない道だ。かなりの急登となっていて、はしごの連続だ。駐車場に14時10分到着。展望台を出発して約1時間40分。登りと下りがほとんど同じくらいの時間を要する。


晩秋の穏やかな一日、南木曽岳を楽しんできた。

年度別登山口へ  山岳名登山口へ   番外編へ   トップページへ