H27.3.21 藤原岳

本日は晴天なり。私にとっては山日和。うちの中でじっとしていられないので、花の百名山藤原岳に登ってきた。今福寿草が見ごろで多くの人がそれを目当てに登ってきていた。

7時過ぎ自宅を出発。車で来れば登山口まで1時間程度だが、今回は電車を使った。近鉄富田経由三岐鉄道西藤原駅へ9時30分頃到着。ほとんどの人は車で来ているようだ。登山口の30台程度のスペースのある駐車場は満車状態で、臨時の駐車場が解放されていた。

9時40分、麓の神社に安全登山を祈願して登り始めた。


 
藤原岳登山口


八合目の広場で小休止

 
二合目10時、三合目10時8分、四合目10時20分、五合目10時28分、六合目10時40分、七合目10時53分と通過して、八合目11時到着。今回藤原岳は4回目だけど、いつも合目に惑わされる。登り始めて1時間20分で八合目まで来たが、ここから頂上までは1時間以上かかる。

八合目からは雪道となる。凍っていないのでアイゼンを着ける必要がなかったが、慎重に登っていく。
雪の解けた岩場に福寿草が顔を出していた。福寿草は春を告げる代表的な花で、旧暦の2月に芽を吹くことから「元日草」ともいうらしい。その名のとおり「幸福と長寿」の意味がある。また、花言葉は「永遠の幸福」とある。(Wikipedia) 陽のある時だけ咲いて陽が陰るとしぼむらしい。今日は期待通りだった。



 
雪解けの岩間から福寿草

 
藤原山荘から藤原岳

11時55分藤原山荘に到着。ちょうどお昼時なので食事にすることにした。お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりだ。食後のコーヒーも定番となった。

食事を済ませ、頂上を目指す。ここから雪の斜面を約20分。12時45分到着。頂上からは南につながる鈴鹿の山々の眺めがいい。また北の方面は白く輝く伊吹山が眺められた。
 
藤原岳頂上標識

 
藤原岳頂上から御在所岳方面

 

 天狗岩から藤原岳を望む

10分ほど山頂で景色を楽しみ、今度は山荘と反対側の天狗岩を目指すことにした。一旦山荘まで引き返して、そこから約20分、13時35分到着。藤原岳の展望地だ。北側には伊吹山・霊仙山を眺めることができた。、

再度藤原山荘へ戻ってきて、一休みしてから下山開始。(14時) 登山口へ戻ってきたのは15時20分だった。京都から来ていた単独の方と来る時の電車の中から一緒だったが、コースもほとんど同じで帰りの電車も同じだった。ここ鈴鹿の山は関西地区からも多くの人が来ている。人気があるそうだ。
 
余談ではあるが、三岐鉄道は昔からセメントを運び出す線路として活躍しているようだ。石灰岩の山だからなのだろう、沿線にセメント工場があって、JR線とつながっている。西藤原駅のホームに蒸気機関車が静態保存されている。車でくるとわからない。再発見だ。
 
西藤原駅のホームに保存されている蒸気機関車


約1か月ぶりの山行で、少し足の筋肉が痛い。本日は天気が良いので、トレーニングのつもりで登ってきた。さあ、また今年も夏山シーズンに向けて楽しみだ。9月には初めての海外登山「キナバル山」も計画の中に入っている。楽しみだ。


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