各務ヶ原アルプス(H22.2.20)

アルプスを縦走した。アルプスにもいろいろあるものだ。今回のアルプスは、北アルプスでも、南アルプスでも、中央アルプスでもない。甲子園のアルプスでもない。K君が「今度各務ヶ原アルプスに登ろう。」と言うのだ。K君もまた知り合いの方から教えてもらったようであるが、ここも、れっきとしたアルプスだ。

いつものように、上小田井駅で待ち合わせして、各務原へ。約45分でうぬまの森公園の駐車場に到着。準備を整えて、9時30分登山開始した。しばらく民家の中を歩くが、登山口が見つからない。少し行き過ぎたところで、どうも違うようで引き返して登山口を見つけた。よく見ると、うぬまの森公園から民家を通らないで登山道があったようだ。

しばらくは、なだらかな道が続くが、やがて急坂になる。約1時間で「明王山見晴台」に到着した。(10:30)見晴台の名の通り、360度の展望である。400mに満たない標高ではあるが、十分な高度感がある。北には北アルプスの山々、穂高連峰が眺められ、東には恵那山が眺められる。南は濃尾平野が広がり、近くに犬山城の小高い丘を見下ろした。

約20分程度休憩して、先に向かうことにした。それほど標高のない峰ではあるが、適度なアップダウンがある。標識には、「各務ヶ原アルプスハイキングコース」とか「関南アルプスハイキングコース」とあった。

縦走コースには、北コースと南コースが紹介されているが、往路は北コースを選択した。明王山見晴台から少し下って、登り返したところに「迫間城跡」があり、そこから緩やかなアップダウンを繰り返して、「大岩見晴台」の展望舎に到着。(11:40)

持ってきたK君のストーブでお湯を沸かして、カップめんをいただき、熱いコーヒーと紅茶を飲んだ。約1時間の昼食を取って折り返した。帰路は、南コースを取ったが、道がわかりにくい。かなり下ってしまったようだ。登る道を見つけて、不安を抱きながら歩いていると「迫間不動尊」に出た。そこから明王山見晴台の道を探すことができた。再び「明王山見晴台」を経由して、うぬまの森公園に帰ってきたのは14時30分頃だった。

低山縦走もまた、それなりに楽しい。体力的な訓練にもなるし、方向感覚をやしなう訓練にもなる。「各務ヶ原アルプス」今度来るときは、西の権現山までの縦走をしますかね。


       登山口案内板                      明王山見晴台

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